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【不動産業界編】ホワイト度が高い企業1位は三菱地所「残業代はもちろん、ボーナスも多くもらえる」

2019年11月28日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は10月、「不動産業界の仕事にやりがいを感じる企業ランキング」を発表した。不動産業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「戸建て住宅」「不動産」「マンション」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。

1位は「三菱地所」で、ホワイト度評価は5点満点中4.41。2位以降、「三井不動産」(3.83)、「積水化学工業」(3.59)、「三井ホーム」(3.48)、「野村不動産」(3.18)、「旭化成ホームズ」(3.00)、「三井不動産リアルティ」(2.91)、「住友林業」(2.89)、「パナホーム」(2.87)、「積水ハウス」(2.81)と続く。

1位は三菱地所「全体的にワークライフバランスは取れている」

1位の三菱地所については、

「残業代はきちんと支払われるうえ、ボーナスも多くもらえる。仕事の規模に比例して、一人一人の裁量が非常に大きくなるため、部署によって休日出勤が多いところもあるが、全体的にワークライフバランスは取れているように感じる」(財務・会計関連職/20代前半男性/年収450万円/2015年度)

といった口コミが寄せられている。同社は、1937年設立の大手総合不動産会社。丸の内、みなとみらいエリアのまちづくりや、「ザ・パークハウス」シリーズのマンション分譲などで知られている。「丸の内再構築の地域協働型プロデュース」の取り組みは、「第2回 日本サービス大賞」(2018年/サービス産業生産性協議会主催)の最優秀賞である内閣総理大臣賞を受賞した。

同社では、2018年の本社移転に伴い、革新的な働き方改革を実施している。例えば、社員の意識・行動改革を進める目的で、部署単位でゾーンを決め、そのなかで社員が自由に座席を選択できる「グループアドレス」を導入。また、「朝食の無償提供制度」を取り入れて、朝型勤務の促進や社員の健康をサポート。その他、ITインフラの整備や「テレワーク制度」、「インターバル勤務制度」、「パワーナップ(仮眠)制度」の導入なども行っている。

1時間単位で有休を取得できる「時間単位有給休暇制度」もあり、柔軟な働き方に対応できるようになっている。こうした取り組みもあって、2018年の有給休暇取得日数は、前年比で約10%増加した。