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『ポケモン剣盾』効率の良い資金稼ぎ、メタモン厳選を経て育成へ バトル用パーティー&立ち回り解説

2019年11月28日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ポケットモンスターシリーズ最新作『ポケットモンスター ソード』と『ポケットモンスター シールド』について、これまで3記事を割いてシナリオ攻略について書いてきた。今回は、筆者がどんな手順で殿堂入り後の育成を進めているかについて記していきたい。


(参考:『ポケモン ソード・シールド』最終トーナメント戦&チャンピオン戦攻略 殿堂入りパーティーに欠かせないのは?


 まず夢のないことを書くが、何をするにも資本は必要。ということで、用意したいのは、2020年1月15日までに「ふしぎなおくりもの」で受け取ることができる、「キョダイマックスができる特別なニャース」。メニュー画面から「ふしぎなおくりもの」→「インターネットで受け取る」を選択することで入手できるため、まずはこちらをゲットしておきたい。そのうえで、シナリオ攻略でゲットした「けいけんアメ」や「ふしぎなアメ」を使ってニャースのレベルをとにかく上げよう。


 そのうえで、ニャースに「おまもりこばん(エンジンシティと第二鉱山の間に落ちている)」を持たせ、殿堂入り後に挑戦できるシュートスタジアムのトーナメント戦に参加。とにかく1試合に3発「キョダイコバン」を打てば、あとは試合に勝つのみ。可能であればムゲンダイナをここで鍛えておくと、この後の「ワイルドエリアでのワット稼ぎ・メタモン厳選」で大いに役に立つ。これをとにかく繰り返し、努力値ドーピング薬を1パーティー分買えるようになるまで財布をパンパンにする。とりあえずの目安は1匹分(26個×2+1個=53個)×6=3180000円といったところだろう。トーナメントでは優勝景品として「ねがいのかたまり」がもらえるのだが、これもワイルドエリアでのメタモン厳選に必要だ。


 目安の金額が貯まったあとは、バトルタワーでシングルorダブルのランク戦に参加。借り物のパーティーでもエントリーできるため、早々にランク4まで勝ち抜いてしまい、個体値ジャッジの機能を解放しよう。


 その後、ストーンズ原野にてメタモンの厳選へ。他のエリアで紫色の柱が上がっていないことを確認したら、とにかく同じ巣穴に「ねがいのかたまり」を放り込み、メタモンが出るまでバトル。ムゲンダイナの「ダイマックスほう」があると戦闘も楽に進むし、1体捕まえておけば、リピートボールであとは楽に捕獲可能だ。メタモンはげきりんの湖にもシンボルエンカウントで出現するので、筆者はそこでも60匹ほど捕獲していたのだが、正直効率が悪いと感じてしまった。


 6V(6種の能力すべての値が「さいこう」)を目標にしていたが、筆者はねがいのかたまりの個数の問題などもあり、5Vのメタモンで手打ち。ここでメタモン厳選は一旦終了したので、育成に入っていくことにする。


 レイドバトルで捕獲できるポケモンは、「★」の数に応じて強さ・個体値の高さが異なり、「★」5つのポケモンは3V以上確定。ムゲンダイナをLv100までにしておけば、ある程度の敵はCPUをサポートに入れても倒せるので、バシバシ倒して捕獲したポケモンのなかから選抜しつつ、同じくワイルドエリアで捕獲できるポケモンも加え、育成ポケモンを決定。性格も考慮しつつ、個体値の高いメタモンとタマゴを産んでもらい、あとはガシガシ育成するのみ。最終的にバトル用パーティーは次のようなラインナップとなった。


・ミミッキュ(ゴースト・フェアリー)
性格:いじっぱり
特性:ばけのかわ
努力値:こうげき252、すばやさ252、HP4
もちもの:いのちのたま
わざ構成:じゃれつく、シャドークロー、かげうち、つるぎのまい


・ドラパルト(ゴースト・ドラゴン)
性格:せっかち
特性:すりぬけ
努力値:すばやさ252、こうげき252、とくこう4
もちもの:きあいのタスキ
わざ構成:ドラゴンアロー、だいもんじ、とんぼがえり、ゴーストダイブ


・ナットレイ(くさ・はがね)
性格:ゆうかん
特性:てつのとげ
努力値:こうげき252、HP252、とくぼう4
もちもの:こだわりはちまき
わざ構成:ジャイロボール、パワーウィップ、だいばくはつ、タネマシンガン


・トリトドン(みず・じめん)
性格:ひかえめ
特性:よびみず
努力値:とくぼう252、HP252、ぼうぎょ4
もちもの:たべのこし
わざ構成:ハイドロポンプ、だいちのちから、じこさいせい、れいとうビーム


・アーマーガア(はがね・ひこう)
性格:ようき
特性:ミラーアーマー
努力値:とくぼう252、HP252、ぼうぎょ4
もちもの:ラムのみ
わざ構成:はねやすめ、アイアンヘッド、ビルドアップ、ブレイブバード


・ヒートロトム(でんき・ほのお)
性格:ひかえめ
特性:ふゆう
努力値:とくこう252、すばやさ252、HP4
もちもの:たつじんのおび
わざ構成:オーバーヒート、ボルトチェンジ、おにび、10まんボルト


 現状シングルマッチのメンバーはこんな感じ。ドラパルトかロトムを先頭に据え、「とんぼがえり」「ボルトチェンジ」で交代できる体制を作りつつ、先述の2体とエースアタッカーのミミッキュ・ナットレイで数的有利を作れる体制を取るのが狙い。相手にウオノラゴンやギャラドスがいる場合はトリトドンを水受けとして使用し、そちらの警戒を解いても良さそうならアーマーガアを受け要因として使うことも考えている。


 また、ダイマックスのタイミングは相手に応じて考えつつ、「オーバーヒート」のデメリットを受けなくなるヒートロトムや、特性のミラーアーマーでステータス下降を受けない&「ダイジェット」で「ブレイブバード」のデメリットを受けない&素早さも上昇するアーマーガアでの使用を基本の型としている。


 そこまで対戦数を重ねているわけではないため、数日以内にメンバーチェンジの可能性も大きいが、現段階で筆者のパーティーはこれらの6匹で、安定した勝ちを積み重ねている。各自思い入れのあるポケモンを組み込む(筆者の場合はトリトドン)パーティー構築において、今回の記事が少しでもその一助になれば幸いだ。


(中村拓海)