2019年11月27日 16:12 リアルサウンド
2020年1月31日に公開となる『続・荒野の用心棒』デジタルリマスター版より、ポスタービジュアルが公開された。
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本作は、セルジオ・レオーネと共にマカロニ・ウェスタンを牽引したセルジオ・コルブッチが1966年に製作した不朽の名作。荒唐無稽なまでに強烈で残酷な描写と、娯楽優先主義で大ヒットした。今回上映となるのは、2018年にチネテカ・ディ・ボローニャにてオリジナルネガから4Kスキャン・レストアされたバージョンとなる。
メキシコとの国境沿いにある寂れた村に、棺桶を引き摺る一人の男がやってきた。謎に満ちた男の名はジャンゴ。メキシコ革命軍と元南軍兵士の抗争に巻き込まれなぶり者にされていた女マリアを助けることにより報復の矛先となるジャンゴ。秘められた過去を背負う男の棺が開くとき、死闘の火蓋が切って落とされる。
死の影を背負った流れ者のガンマン“ジャンゴ”を演じたのは、本作を機に100本以上の映画に出演することになったフランコ・ネロ。反骨心と虚無感、粘り強さと体制に立ち向かうジャンゴの姿に世界中の若者が憧れ、今も語り継がれるヒーローとなった。
公開されたポスタービジュアルでは、ガトリングを携えたモノクロのジャンゴの姿が堂々と捉えられており、「ジャンゴ、お前の愛した女はもういない」とコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)