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【機械業界編】ホワイト度が高い企業1位は小松製作所「出産後も出産前と同じ仕事に復職」

2019年11月27日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は10月、「機械業界の仕事にやりがいを感じる企業ランキング」を発表した。機械業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「建設機械」「工作機械」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。

1位は「小松製作所」で、ホワイト度評価は5点満点中3.84。2位以降、「キャタピラージャパン」(3.75)、「ジェイテクト」(3.71)、「日立建機」「クボタ」(同3.55)と続く。

1位は小松製作所「男性の育休取得も認められている」

1位の小松製作所については、

「出産経験者ですが、問題なく復職しています。周りは産休育休に理解があり、出産前と同じ仕事に復職することができます。本人の希望により職種を変更するなどの相談にも乗ってもらえます。制度面についても、将来の少子化にむけて、女性が安心して働けることを真剣に考えており、上っ面だけでなく、中身がしっかりしていると思います。男性の育休取得も認められており、数週から数ヶ月、家族の都合と相談して取得している方もいます」(その他職種/40代後半女性/年収1000万円/2017年度)

といった口コミが寄せられている。同社は、石川県小松市の鉄工所にルーツを持ち、2021年には創業100周年を迎える歴史ある総合機械メーカーだ。油圧ショベルやブルドーザーなどの建設機械事業では国内トップシェア。世界でも第2位を誇る。海外売上比率は86%(2017年度)、外国籍社員は67%(2018年3月期)を占めるグローバル企業である。

人材育成の面では、座学だけではなく工場見学・工場実習などを取り入れ、「現場」を重要視している。また、社員が安心して働けるように、休暇制度も充実させている。例えば、年次有給休暇とは別に毎年5日新規付与される「ライフサポート休暇」も。私傷病・養育・介護のために利用可能で、最大40日まで積立可能。中学3年までの子の学校行事の際にも利用できる。その他、看護・介護休暇やリフレッシュ休暇、最大3年間取得可能な配偶者転勤帯同休職制度などもあり、社員のワークライフバランス実現のために活用されている。

女性の活躍推進を積極的に進めている企業として、2015年より4年連続で「なでしこ銘柄」に選定されているほか、「子育てサポート企業」として2007年と2010年に「くるみん」を取得。出産・育児に関する支援制度を充実させるだけではなく、手続きをまとめた社員向けウェブサイト「Libra(リブラ)」を導入するなどして、実際に利用しやすい仕組みづくりにも力を入れている。