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三菱地所がタイ・バンコクの大型アウトレットモールに資本参画、タイでの商業施設事業は初

2019年11月26日 17:12  Fashionsnap.com

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Central Village 外観
三菱地所が、タイ・バンコクの大手商業デベロッパーCentral Pattana Public Company Limited(以下、CPN社)が開発した大型アウトレットモール「セントラル ビレッジ(Central Village)」第1期事業への資本参画を決定し、CPN社と株主間協定書を締結した。
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 三菱地所グループは、タイ国内で住宅・オフィス事業を推進しているが、アウトレットモール事業への参画は初めて。タイをはじめとする東南アジア諸国では経済成長を背景に人口増、収入増、消費増が進んでいるほか、海外から多くの観光客の渡航があり、商業施設事業の継続した成長が見込めるとして事業参画を決定した。
 今年8月末にオープンしたセントラル ビレッジは、首都バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港から車で約10分、都心部からは約45分と利便性・集客力の高い場所に位置し、約11万2,000平方メートルの敷地に延床面積約4万平方メートルのモールを構えている。今後は併設のホテルが開業するほか、現在約150店舗が並ぶモールでは増床・拡張を予定。世界的に知名度のあるラグジュアリーブランドのほかローカルブランドや飲食店舗も充実させていくという。
 三菱地所は、日本国内での都心型や郊外型など様々な商業施設の開発と運営によって培った商業施設や街づくりのノウハウを活かし、今後のモールの増床や拡張に協力していく考え。また今回の事業に続き、住宅とオフィス以外にも三菱地所グループの開発と運営のノウハウを活かす事業への参画を検討していくという。
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