ローソンは11月26日、「骨みたいなぱん」「肉キュウみたいなぱん」を発売した。その名の通り骨、肉球の形状をしたパンなのだが、ツイッターでは「ヘンテコな名前」「語彙力の無さに親近感わいて速攻買った」といった声が寄せられている。
キャリコネニュース編集部も発売日の朝にローソンに向かったが1軒目にはなく、2軒目で手に入れた。
なぜ骨や肉球の中にミンチが入っているのか、なぜ「ぱん」とひらがな表記なのか
「骨みたいなぱん」(税込140円)は、もちもちした白い生地の中にミートフィリングが入っている。
骨を模しているが硬くはない。フィリングは筆者の小学校の給食で出たボロネーゼのような懐かしい味がする。パン部分は塩気が強く、フィリングの甘さを際立てている。
「肉キュウみたいなぱん」は、甘めのミルク風味生地のパンに肉まんの具を包んだものだ。少し大きめのひき肉とたけのこの食感がいい。「骨みたいなぱん」もだが、両者とも温めるのがオススメだ。筆者は750Wの電子レンジで20秒程度温めた。
特筆すべきは、見た目とネーミングだろう。きっと自撮りとともに「骨みたいなぱん!」とSNSにツイートすることを想定していると考えられる。
ただ、「骨みたいなぱん」「肉きゅうみたいなぱん」という名前を思い浮かべながら食べると、骨や肉球の中にひき肉が入っているのはシュールだ。何か意図はあるのだろうか。なぜわざわざ「パン」ではなく「ぱん」とひらがな表記にしたのだろうか。謎は深まるばかりだ。ぜひこの違和感を楽しんでいただきたい。