トップへ

「スノーピーク」天然素材を追求した新ブランドデビュー、アパレル事業開発者がデザイン

2019年11月26日 11:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「ヤマイ」2020年春夏シーズンヴィジュアルより Image by: スノーピーク
「スノーピーク(Snow Peak)」から、2020年春夏シーズンに新ブランド「ヤマイ(YAMAI)」がデビューする。同社でアパレル部門を立ち上げ、現在は代表取締役副社長CDOを務める山井梨沙氏がデザインを担当し、「自然と人のつながりを感じる"豊かさ"を身に纏う」ブランドとして運営するという。
【インタビュー】「アパレルをスノーピークの文化に」躍進を支えるモノづくりと企業風土とは?

 新ブランドは、日々の生活の中で自然や人との繋がりを感じることが「本当の豊かさ」であると山井が考えたことから設立したといい、自然の恵みや手作業を取り入れたアパレルを製作する。
 ヤマイのコレクションに使用する素材は天然由来のものに徹底し、養殖ではないインド産の野蚕をはじめ、オーガニックコットン、麻、ヤク、ウール、カシミヤなどを採用するほか、天然染料で製品染めを行う。ウィメンズ商品を中心に、トップスやボトムスなどユニセックスで着用できるアイテムをラインナップし、価格帯はカットソーが約1万円、シャツ が約2万円~3万5,000円、ニットが約1万円~1万5,000円、ワンピースが約3万円~6万円、パンツが約2万円~4万5,000円、コートが約7万円。洗濯によって色落ちした商品を染め直す有料サービスも提供する。
 商品は2020年春頃から販売する予定で、販路については現在検討中。ブランド直営店のほか、セレクトショップへの卸売を視野に入れているという。
 同社のアパレル事業は2014年の立ち上げ以降、成長を続けており、2018年12月期の売上高は前期比48%増の14.6億円を計上。全体の売上構成比は9.9%から12%に伸長し、2021年までに30%に成長させる予定だという。
【あわせて読みたい】"野遊びエリア"を備えた「スノーピーク」初の体験型複合施設の名称決定、スタバ店舗などが出店
■ヤマイ:公式サイト