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SixTONES 松村北斗、人気メンバーたる所以は? 演技力、色気、“一匹狼”的キャラから考察

2019年11月25日 11:21  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 昨今、ジャニーズJr.たちの活躍が目覚ましい。グループでの活動はもちろん、個人での活動も活発になってきており、ジャニーズファン以外にも知名度を徐々に挙げてきている。そこで今回から、改めてジャニーズJr.一人ひとりにスポットを当ててみたい。まずはSixTONES・松村北斗についてピックアップしてみよう。


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 松村は1995年6月18日生まれの24歳。2009年2月にジャニーズ事務所に入所し、その翌日に『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)に出演した話は有名だ。その後、同年6月に中山優馬 w/B.I.Shadow、同じく6月にNYC boysを結成。その後もジャニーズJr.として様々な先輩グループのバックに付き、2015年に『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に出演したメンバーとともにSixTONESが結成。そして2020年1月22日にデビューを果たすことが決まっている。


 多くのジャニーズJr.内グループを経てきた松村だが、ソロ活動も活発だ。『ザ少年倶楽部』への出演はもちろん、NYC boys時代は『女子バレーボール ワールドグランプリ2009』(フジテレビ系)のスペシャルサポーターを務めたり、『第60回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出演したりと、華々しく活動をしていた。その後、松村が大きく注目されたのは『私立バカレア高校』での浅田哲也役だろう。ここで松村の演技に注目が集まり、その後も2012年に『黒の女教師』(TBS系)、『Piece』(日本テレビ系)、2013年に『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』(TBS系)、『ぴんとこな』(TBS系)、2014年に『SHARK』、『SHARK~2nd Season~』(ともに日本テレビ系)、2016年には初主演映画となった『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』、2018年に『坂道のアポロン』とコンスタントに映画やドラマに出演。2019年4月にはドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)にも出演し、大きな注目を集め、“演技班”としてのソロ活動が多く見られるようになった。


 パフォーマンスにおいては、グループのセクシー担当。松村の色気は何とも言語化しづらいのだが、露出がある衣装が多いわけでも、あからさまなセクシーな振り付けが多いわけでもない。アンニュイな表情と脱力した雰囲気から、自ずと妖艶さが出ているイメージだ。そして、そんな松村がいることで、SixTONESの色気が倍増しているようにすら感じる。


 着実に磨いてきた演技の実力、パフォーマンス中に溢れる色気、そしてもう一つの松村の魅力はそのキャラクターだろう。昨今、ジャニーズタレントたちはワチャワチャ仲が良く、賑やかで、明るいメンバーが多かった。しかし、松村は気の置けないグループメンバーといる時はテンションが上っている様子だが、基本的には一匹狼系。自分をしっかり持っていて、無理やり周りに合わせないところに好感が持てる。以前インタビューでは「好きな歴史上の人物はTEAM NACS」、「レディースの香水を9年愛用中」と答えていたり、YouTubeでも個性的なファッションを披露して自分のペースを乱さないトークを繰り広げたり、と自分をしっかり持っていることが分かる。趣味も読書や絵画鑑賞、映画鑑賞などを度々挙げ、自身を「完全なるインドア派」と称する松村。“男子学生ノリ”なジャニーズメンバーが多い中、彼のようなタイプは珍しい。そしてだからこそ、多くの人から人気を集めているのかもしれない。


 知れば知るほど深みにハマっていく、中毒性の高いジャニーズ・松村北斗。そのミステリアスさと、ふとした瞬間に見せる無邪気な表情のギャップこそ、彼が人気メンバーたる所以なのかもしれない。(高橋梓)