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飲食店の無断キャンセル理由1位「とりあえず予約」 グルメサイト経由で予約して行かないケースが多い模様

2019年11月24日 08:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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TableCheckは11月14日、「飲食店の無断キャンセル」に関する調査結果を発表した。調査は11月中旬にネット上で実施し、全国の20~60代の男女1112人から回答を得た。

近年、社会問題になっている無断キャンセル。無断キャンセルをしたことがある126人に理由を聴いたところ1位は「とりあえず場所を確保するために予約」(34.1%)となった。その後「人気店なのでとりあえず予約」(32.5%)、「予約したことをうっかり忘れた」(30.2%)が続く。

7割以上の人が「キャンセル料支払いは妥当」と認識

無断キャンセル時に利用していた最多の予約手段は、「グルメサイト予約」(50.8%)だった。次いで「お店の公式HPページのネット予約」(38.1%)、「電話予約」「SNS」(同33.3%)が続く。グルメサイトから安易に予約して行かない、という人が多いようだ。

全員にキャンセル料の支払いについて聞いたところ、1人1万円以上の高級レストランについては、72.5%もの人が「キャンセル料支払いは妥当」と回答している。昨年4月に実施した調査では同回答は61.1%だった。メディアやSNSなどで飲食店の無断キャンセル被害に大きな注目が集まり、無断キャンセルはよくないという認識が広がっていることがうかがえる。

近年、ネット予約の方法は多様化しているが、依然として飲食店の予約手段は「電話予約」(42.4%)が最多。次いでホットペッパー(38.3%)、食べログ(35.0%)、ぐるなび(31.3%)などのグルメサイトでのネット予約が続く。

「ネット予約」ではなく、「電話予約」をする理由として、「簡単だから」(45.1%)、「確実だから」(38.6%)という声が目立った。それとは対照的にグルメサイト予約は、「便利だから」(62.7%)という理由が多いものの、「確実だから」はどのグルメサイトの予約でも10%前後にとどまっている。「とりあえず」の予約ではなく、確実に予約したい人は「電話予約」を選択し、無断キャンセルをすることも比較的少ないのかもしれない