spliti 〜『いきなりマリッジ3』第1話ーー初対面で“結婚＆新婚”生活送る15歳差カップル、早くも両想いに！？

　初対面の男女が出会ったその日に婚姻届を書き、そのまま30日間の“新婚”生活を送る”新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ』待望の第3シーズン。その第1話が、11月16日よりAbemaビデオにて配信されている。

「明日結婚してもいいよ」

　初対面で“結婚&新婚”生活を送ることになった新郎ジュンペイ（39歳）と新婦ヒナ（24歳）。初日を終え、インタビューに答えるヒナの口から出た言葉は、番組史上初のゴールインを期待させるものだった。

　二人が初めて出会うのは、結婚式。その舞台は沖縄だ。スタッフの前に現れたヒナは「まだ実感がないから、不安はないです」と答えていた。ヒナは期待に胸を膨らませているようで「早く会いた～い」と明るく声を弾ませ、顔も名前も知らない新郎との対面を心待ちにしている。

　彼女が待ち焦がれる新郎ジュンペイは、ワイルドな出で立ちで結婚式場に登場。袖なしのパーカーにキャップ、ヘッドホン、筋肉質な体……といかつい見た目だが、人懐っこそうな笑顔が印象的だ。ただ、ジュンペイには髪の毛の一部分だけを10年近く伸ばしているというこだわりがあった。これには、スタジオMCの陣内智則と紗栄子、ゲストの杉浦太陽が「初対面で、あれは気になる」と不安げな声をあげる。

　ウェディングで初めて顔を合わせた二人。結婚式直前、ヒナは「ニコッとしてくれたらいいな」と呟いていた。ヒナがバージンロードを歩ききり、お互いに向かい合ったとき、ジュンペイが優しく笑いかける。それを見て、ほっとしたような表情を浮かべるヒナ。それまで緊張していた二人の間には、一気にリラックスした雰囲気が漂う。腕を組んで壇上に上がるときも、指輪を交換するときも、はごく自然な距離感で触れ合う二人。誓いのキスでは、ジュンペイがヒナの唇にキスをする。MC3人は「おお～、いきなり！？」と声をあげていたが、ヒナは照れ臭そうな表情を浮かべながらも、しっかりと受け入れていた。

　結婚式を終えた二人は、お互いに「安心感があった」と振り返る。ヒナはジュンペイからのキスについて問われると、「驚いた」と正直に答えながらも「よかったです、あの人で」と好意的な様子。ジュンペイもまた「初めましてなのに、ちょっと昔から知ってるくらいの感覚があった」「正直、すごくいいです」と、第一印象から早くもお互いに両想いのようだ。

　“新婚”生活を送るため東京へやってきた二人。ソファに座ると、ヒナはジュンペイにさまざまな質問を投げかける。

　その中でヒナは、ジュンペイが10年近く伸ばしている髪の毛にも突っ込んでいた。「ヒナが切っていいの？」と彼の目を見て問いかける。ヒナは彼のこだわりを否定的な言葉で咎めることなく、でも「切ってほしい」という想いをストレートに伝えていた。そんなヒナのまっすぐさに答えるかのように、ジュンペイもまた切ることに前向きな姿勢を示す。

　年齢の話題になり、ジュンペイとヒナが一回り以上も違うことが判明すると、ヒナは「えー、おじちゃまじゃん！」と声をあげた。しかし、ヒナは年の差にネガティブな感情を抱いたわけではなく、むしろそれをポジティブに捉えているようだった。「おじじって呼ぶね」とジュンペイをからかう場面もあったが、「教えるね、若い子。だから、おじさん教えてね」と明るく笑う。

　「聞きたいこといっぱいあるんだよね」と話していたヒナは、終始無邪気な様子でジュンペイとの会話を楽しんでいた。ジュンペイからの質問にもマイペースだがしっかりとに答えていくヒナ。興味を持って積極的に話しかけてくれるヒナにジュンペイは居心地の良さを感じたようで、初日を終えたあとのインタビューで「自分で言うのもあれなんですけど、似合っているのかなって」とはにかんでいた。

　ふと、ヒナが「（よろしく）お願いします、一生」とジュンペイに囁く。そしてすぐに「怖くない？　一生って」とおどけてみせた。「どうする？　本当に一生横にいたら」と冗談っぽく問いかけるヒナに、ジュンペイは「いいよ」と優しく微笑み返す。結婚式で初めて出会ったはずの二人だが、すでにそのやりとりはとても自然だ。互いに好意をもっているのが、何気ない会話からでも伝わってくる。

　スタジオでは、MC3人がヒナの発言に盛り上がっていた。ジュンペイの部屋のベッドを見て、サラリと「よかった。一緒に寝れる大きさで」と口にしていたヒナ。そのコメントにジュンペイは特に反応していなかったが、陣内や杉浦は「よし！　って思うよな」と妄想を掻き立てられたようで、ヒナの積極性にドキドキを隠せない。

　初日からいきなり互いを好きになった二人。しかし、杉浦が発言したように、結婚は「相手のダメな部分も含めて好きにならないといけない」。次回予告でも、仲むつまじい様子を見せる二人だが、これからいくつもの試練が待ち受けていることだろう。果たして、二人はお互いの“運命の人”になれるのか。今後の展開が楽しみだ。（文＝片山香帆）