企業口コミサイト「キャリコネ」は10月、「休日の満足度が高い企業ランキング」を発表した。医薬品業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「休日の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「医薬品」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。
1位は「ファイザー」で、仕事のやりがい評価は5点中4.27。2位以降、「大日本住友製薬」(4.13)、「アステラス製薬」(4.11)、「グラクソ・スミスクライン」「武田薬品工業」(同4.04)、「第一三共」(3.90)、「アストラゼネガ」(3.84)、「エーザイ」(3.81)、「ノバルティスファーマ」(3.76)、「大塚製薬」(3.56)と続く。
1位三井化学「休暇は申告すればよほどのことがない限り取得できる」
1位「ファイザー」の働く人からは、
「休暇の取りにくさはありません。申告すればよほどのことがない限り、取得できます。また、制度として有休の強制消化があるので、暦で3連休の場合はほとんどが4連休になります。業務上、土曜日出勤や日曜出勤があるケースもありますが、その分代休を取得しなければならないので、休日に関して不満を持っている社員の方が少ないのではないかと思います」(MR/30代後半男性/年収900万円/2014年度)
といった口コミが寄せられている。同社は、ニューヨークに本社を置く大手製薬会社の日本法人。米ファイザーは、1849年創業の老舗企業だ。日本法人は1953年に設立し、内科系疾患やがん、希少疾病、ワクチンなど幅広い分野で新薬を開発している。
MR職、医薬開発職、生産技術職で新卒採用を行い、東京本社、名古屋工場、全国の事業者や営業所のいずれかで勤務することになる。本社と名古屋工場ではフレックスタイム制度が導入されているほか、ファミリーサポート休暇(子どもの行事や家族の体調不良時などに使用可)、リフレッシュ休暇といった多彩な休日制度があり、借上社宅制度、社員持株会制度など福利厚生も充実している。
同社は社員教育にも力を入れ、年代や職種に合った研修制度を導入。ファイザービジネススクール、海外語学研修、経営塾などもあり、スキルアップできる環境が整っている。