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【商社・卸売業界編】ホワイト度が高い企業1位は住友商事「付き合い残業やだらだら残業はほぼ皆無」

2019年11月21日 19:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は10月、「商社・卸売業界のホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。証券業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「卸」「商社」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。

1位は「住友商事」で、ホワイト度評価は4.16。2位以降、「豊田通商」(3.93)、「三菱商事」(3.84)、「三井物産」(3.80)、「双日」(3.71)と続く。

「働きやすく、効率的な職場環境で、能力の高い人にとって、理想的な職場」

1位の住友商事については、

「近年、会社全体で残業が減少している。有給休暇消化率も上昇。働きやすく、効率的な職場環境になってきている。その分、仕事の処理スピード能力や集中力が問われている。かつての付き合い残業やだらだら残業はほぼ皆無。能力の高い人にとっては、理想的な職場になったと思う」(営業マネージャー/50代前半/年収1500万円/2016年度)

といった口コミが寄せられている。同社は、400年の歴史を持ち、5大総合商社のひとつ。世界各地に拠点を持ち、金属、輸送機・建機、インフラ、メディア・デジタル、生活・不動産、資源・化学品の6つの事業を展開している。

全社でコアタイムを持たないフレックスタイム制を導入し、標準勤務時間を7時間15分と短めに設定している。また、年次有給休暇のほか、リフレッシュ休暇や半日休暇など休暇制度も充実させている。

同社では、2005年頃からワークライフバランスの重要性に着目し、さまざまな取り組みを開始。世界を相手にビジネスを行う商社では「長時間労働が当たり前」というイメージがあるが、会社をあげて残業時間削減や有給休暇取得促進などを行っている。