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『ドラクエウォーク』:ドラクエ4イベントをサクっと攻略 要注意は意外な伏兵「ひとつめピエロ」

2019年11月21日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

ドラゴンクエストウォーク

 本日11月21日15時、人気ARアプリゲーム『ドラゴンクエストウォーク』(ドラクエウォーク)にて、『ドラクエ4』をモチーフにした大型新イベントがスタート。これまでのイベントとはまた趣向が違い、特に原作プレイ済みのユーザーにはなかなか面白い内容となっている。取り急ぎ、現在配信されている「第1章」(上級)をクリアしたので、簡単にレポートしたい。当然ながらネタバレを含むので、未プレイの方はご注意を。


(参考:伊集院光、沖縄で『ドラクエウォーク』のお土産ゲットに執念 安宿に泊まり始発で仕事へ


 さて、『ドラクエ4』と言えば、サブタイトルに「導かれしものたち」とあるように、主人公である勇者が、ライアン(戦士)、アリーナ(サントハイムの姫/武闘家)、クリフト(神官)、ブライ(魔法使い)、トルネコ(武器屋)、マーニャ(踊り子)、ミネア(占い師)という7人の仲間の力を結集し、世界を救う物語だ。今回のイベントはこのストーリーに則り、勇者に変わって仲間を集め、その協力を得ながら、世界を滅ぼそうとするデスピサロに挑むことになるようだ。


 こちらは別途解説するが、ストーリーの進行によって仲間がアンロックされ、時折戦闘に参加してくれるようになるのがアツい。戦闘への参加や、マップ上で出会ってアイテムを渡す(ミネアなら「タロットカード」、トルネコなら「大きなパン」など、好みのアイテムが設定されており、モンスターがドロップするほか、かいふくスポットでも手に入る)ことで、「絆」レベルがアップ。レベルが高くなるほど強力なサポートを受けられるようになり、またガチャチケットなど様々なアイテムが得られる。


 さて、第1章の1話で出会うのは、原作通り占い師のミネアだ。仲間を集めるよう促され、まずは姉のマーニャを探すことに。


 第2話でマーニャを探しにモンバーバラの街に行くが、借金取りと間違えられて逃げられてしまう。ボスとして登場するのが、4体の「ひとつめピエロだ」。


 推奨レベルは41。りゅうおうや試練の扉のガメゴンなど、イベントで強力なモンスターとの死闘を経て、筆者のパーティーレベルは48。ボス前に連戦があるが、オート戦闘でサクサク倒せたので、ひとつめピエロもオートで倒せるだろう……と考えていたら、思いもよらず全滅してしまった。


 ひとつめピエロの攻撃パターンは、イオラ、メラミ、通常攻撃。全体攻撃のイオラを4体に連発されると、高レベルでも回復が追いつかない。再戦時は、バイシオンを重ねがけして攻撃力を底上げした上で、飛行特攻の「ムーンサルト」を駆使して一体ずつ確実に沈め、勝利することができた。序盤だからといって油断できない。


 そうしてマーニャを仲間に迎え、冒険のヒントを得るために錬金術師だった姉妹の父が残した、秘密研究所に向かう。そこで登場するのが、見るからに強そうな「ギガデーモン」だ。


 ひとつめピエロの轍は踏むまいと、回復に気をつけつつ、スカラで防御を固めて慎重に戦う。ギガデーモンは2回攻撃で、低確率だと思われる「つうこんの一撃」が連発すると事故の可能性があるが、基本的に全体攻撃と単体通常攻撃の組み合わせで、ダメージを負っても立て直しはききやすい。たまに攻撃力を下げる「やいばくだき」は3回トライしたものの入らず、しかし防御力を下げる「ルカニ」は一発で入ったので、体力・回復力が十分なら、短期決戦を挑むのがいいかもしれない。これ以降、ギガデーモンは「強敵モンスター」としてマップ上に登場し、討伐報酬目当てに幾度も戦うことになりそうだ。こちらもまた別途、まとめて解説したい。


 そして4話では、一行は占いに導かれ、トルネコがいるエンドールの国へ。トルネコの妻・ネネさんが「武器を仕入れに洞窟へ」というところを、思わず「ダンジョン」と口走ってしまって焦るシーンに、不思議のダンジョンシリーズのファンはニヤリとするはずだ。


 第1章の最終話となる5話、洞窟で待ち構えているのが「キングレオ」だ。こちらも2回攻撃で、ブレス、全体魔法攻撃、通常攻撃とバリエーション豊かだが、状態異常を付加したり、ひとつめピエロのように無慈悲な全体攻撃連打をしてくるわけではないので、レベルがそこそこ高ければ、力押しで倒せると思われる。総じて、そこまで大きく苦戦はせず、今後が楽しみになる第1章だった。


 今後登場するだろう、ギガデーモンとともに「四天王」を形成するエビルプリースト、アンドレアル、ヘルバトラーはさらなる難敵になりそうで、「絆」に「強敵モンスター」と豊富なやり込み要素を考えても、息の長いイベントになることが予想される。ボス戦にクリフトが参戦し、ザキを連発してくれることを楽しみに、攻略を進めたい。


(橋川良寛)