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伊集院光、沖縄で『ドラクエウォーク』のお土産ゲットに執念 安宿に泊まり始発で仕事へ

2019年11月21日 07:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 タレントの伊集院光が、11月18日に放送されたラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、仕事のために訪れた沖縄にて、かねてより「ハマっている」と公言しているARゲームアプリ『ドラゴンクエストウォーク』(以下、ドラクエウォーク)をプレイしたと語った。


(参考:伊集院光、『ドラクエウォーク』の課金に悩む 『テクテクテクテク』終了の悪夢が脳裏をよぎる?


 『ドラクエウォーク』は、現実世界が仮想空間とリンクし、街を歩くほどにドラクエワールドの冒険を楽しめるというスクウェア・エニックスの位置情報ゲームアプリ。伊集院は、ダウンロード初日から12キロ歩いたり、ラジオの生放送で連日通うTBSの正面に仮想空間上の「家」を建てたりと、熱心に取り組んでいることを番組の中でアピールしてきた。


 そのため、少し前までは「芸人の中で一番ドラクエウォークをやっているという驕りがあった」と白状した伊集院。ところが、1日中歩き回る水道メータ検針員のバイトに、集団でいそしむ太田プロの若手芸人たちが業務中にドラクエウォークを起動させているため、「異様な感じでレベルが上がっている」という噂を聞きつけたらしく、「悔しくてさぁ」と告白。「こっち側が太刀打ちするにはやっぱり『お土産』になってくるんですよ」と訴えた。ちなみに、「お土産」とは、全国各地に実際に赴いて収集するアイテムのことであり、たとえば東京でいうと、「東京タワー」「渋谷109」といった有名な観光スポット(ランドマーク)を訪れると入手することができる。


 伊集院は、先週末、沖縄・北谷町で中日ドラゴンズの秋季キャンプを取材に行く仕事があるのを好機とみて、「できる限り早く行きます!」とゆとりをもって現地に到着したのだとか。その時のことを振り返って「沖縄のドラクエウォークのランドマークっていうのが、これもまた難しいもんでさ」とポツリ。「北海道はとにかく広いの。とにかく広いところに(ランドマークが)四隅に点々とある感じなんだけど、沖縄は北海道に比べれば広くはない」と続け、「広くはないんだけど、交通の便がそれほど良くない。電車通ってないし」と指摘した。


 さらに伊集院は沖縄のランドマークが「首里城 守礼門」「平和祈念公園」「美ら海水族館」、「宮古島」(伊良部大橋)だと説明。この「宮古島」に関して「“ウォーク”だよね? これじゃあもう“スイム”じゃん! 泳いでは行けないよ」とツッコミを入れつつ、あれこれ考えた挙句、「美ら海水族館」へ行くことに決めたという。


 しかしここで大問題が。美ら海水族館へ行くバスの本数がもともとそれほど多くなかったようで、その日のうちに、宿泊先に指定された北谷の高級ホテルまで戻るのは難しかったらしい。しかも、翌日朝8時からは打ち合わせがあるため、その時間には現地についていなければならなかったようだ。


 悩みに悩みぬいた挙句、伊集院が下した決断は「美ら海の近くに泊まって、次の日の早朝にランドマークをチェックし、始発で北谷へ行く」というもの。マネージャーには一泊4万円もするホテルの部屋をキャンセルしてもらい、その一方、自分でその日泊まれる宿はないかネット上をくまなく探した結果、1200円のゲストハウスだけがヒットしたという。


 そして、ゲストハウスに宿泊した伊集院は翌日未明、計画通りに、宿泊先から5~6キロ離れた美ら海水族館へ訪れてチェックを済ませ、同地を楽しむ余裕もなくすぐさま北谷行きのバスへ。現地には集合時間の10分前に到着したらしく、「普通に『私、一晩過ごしましたけど?』って顔で(ホテルの)ロビーでコーヒーを飲んでみんなを待ってた(笑)」と自嘲していた。


(こじへい)