2019年11月20日 08:01 リアルサウンド
2020年1月10日に公開される、第72回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『パラサイト 半地下の家族』より、日本版本ポスタービジュアルと90秒予告が公開された。
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『殺人の追憶』『オクジャ/okja』のポン・ジュノ監督最新作となる本作は、全員失業中の貧しい一家とIT企業を経営する裕福な社長一家という相反する2つの家族の出会いから、想像を超える展開までを描いた社会派ドラマ。
しがない内職で日々を繋ぐ貧しいキム一家。彼らは、窓を開ければ目の前に地面、日の光もほとんど入らず、水圧が低いために家の一番高い位置にトイレが鎮座する“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。そんな生活は、豪邸に住む裕福なパク社長一家との出会いで、果たしてどのように変化していくのか。
公開された日本版本ポスタービジュアルは、貧しいキム一家と、裕福なIT企業の社長パク一家が、全員に目線が入った状態で、広々としたリビングで肩を並べている姿が切り取られている。背景には、意味深に置かれた石や、前衛的な絵画、投げ出された脚も確認できる。
90秒予告では、全員失業中の貧しいキム一家の長男ギウ(チェ・ウシク)が、身分を偽り裕福なパク一家の家庭教師になったことから生活が変わっていく様子や、パク社長夫人ヨンギョ(チョ・ヨジョン)に取り入ったギウが、美術の家庭教師として妹(パク・ソダム)を紹介するシーンが描かれている。 (文=リアルサウンド編集部)