連続ドラマ『絶メシロード』が2020年1月24日からテレビ東京、テレビ大阪ほかで放送される。
同作は、博報堂ケトルが群馬・高崎の地域再生プロジェクトとして企画、プロデュースし、書籍化や福岡や石川などへの展開も進んでいる「絶メシリスト」をドラマ化するもの。時代の流れと共に「絶滅してしまうかもしれない絶品メシ」を求めて、日々ストレスを感じているサラリーマン須田民生が週末に1泊2日の旅に出るというあらすじだ。
民生役を地上波連続ドラマ初主演となる濱津隆之、民生の妻・佳苗役を酒井若菜、民生が旅先で出会うベテラン車中泊キャンパー鏑木勉役を山本耕史が演じるほか、『青春高校3年C組』に出演している西村瑠香や、長村航希、野間口徹が共演。原案はプロデューサーとして参加している畑中翔太(博報堂ケトル)が手掛けた。主題歌にはスカートの楽曲“標識の影・鉄塔の影”を起用。
ドラマ内に登場する「絶メシ」店は、関東甲信越、北陸地方を中心に11県12か所で実際に営業している店舗となっており、ストーリーも店主らへの取材に基づいて構成されているという。なお同作は、2020年1月17日からひかりTV、Paraviで先行配信される。
■畑中翔太(博報堂ケトル)のコメント
“絶やしたくない絶品グルメ”『絶メシ』は、時代の流れととも次々となくなってしまっている、まちの古い個人飲食店にもう1度光を当てる地域創生プロジェクトとして、2年前に群馬県高崎市からスタートしました。
現在では他の都道府県にも絶メシが展開されている中、この取り組みをより全国に広げたいという想いから、今回テレビ東京さんと博報堂ケトルがタッグを組み、念願のTVドラマ化が決定しました。
ドラマ化にあたっては、“全国に存在する絶メシを求め、車中泊をしながら各地を巡る中年サラリーマン”をテーマに原案を考えさせていただきました。
今回ドラマ制作のために全国にある絶メシをリサーチし、全12話、毎回異なるエリアの“絶メシ店”とスポットが登場します。ストーリーも実際の店主さんたちの取材をもとに構成しており、味わい深いお店のエピソードもドラマの魅力の一つです。このドラマを観た視聴者の方々が、民生さんのように車中泊の旅に出て、その地域に愛されてきたお店に行ったりしてくれる、そんな「地域創生ドラマ」になれることを期待しています。