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鷺巣詩郎が映画『ヲタ恋』に作編曲で参加、高畑充希&山崎賢人ら踊る予告も

2019年11月19日 20:50  CINRA.NET

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左から高畑充希、鷺巣詩郎、山崎賢人 ©ふじた/一迅社 ©2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会
福田雄一監督の新作映画『ヲタクに恋は難しい』に鷺巣詩郎が参加していることが発表。あわせて最新の予告編が公開された。

2020年2月7日から公開される同作は、ふじたによる同名漫画をもとにした作品。「隠れ腐女子」のOL・桃瀬成海と、「オタク同士で付き合うメリット」を説くゲームオタクの二藤宏嵩の恋模様や、2人が数々の試練や困難に遭遇する様を描く。桃瀬成海役を高畑充希、二藤宏嵩役を山崎賢人が演じるほか、2人の会社の先輩でコスプレイヤーの小柳花子役に菜々緒、花子の恋人・樺倉太郎役に斎藤工がキャスティング。

「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズや『シン・ゴジラ』などで知られる鷺巣詩郎は、劇中で使用されているミュージカル楽曲の作曲、編曲を担当。福田雄一監督が自ら「≪ヲタクカルチャー≫と≪音楽≫を掛け合わせられるのはアニメミュージックのカリスマでもある鷺巣さんしかいない!」とオファーしたという。レコーディングはイギリス・ロンドンの「Abbey Road Studios」で実施。初めて福田作品に参加する鷺巣は「僕は、自分の曲は自分の子供だと思ってますから、福田雄一監督の家に娘を嫁がせるような感覚です(笑)2018年の夏、この映画の話を初対面の監督に聞いた時から、頭の中で音楽が鳴りはじめて止みませんでした。いつでも出演者全員とことん楽しくレコーディングできたことが、何よりこの作品のいちばん大きな魅力になっているはずです」とコメントを寄せている。

高畑充希は「鷺巣さんとのレコーディングは、ピタッとはまるアドバイスをスパッと言って下さるので、とても分かりやすく、楽しすぎて夢のような時間でした。めったにない素敵な機会だったので、噛み締めるようにレコーディングしていたのですが、いつの間にか鷺巣さんのチャーミングなお人柄に飲み込まれ(笑)、ただただ楽しい時間になりました」、山埼賢人は「充希ちゃんが上手すぎるので、足を引っ張らないように頑張っていました。充希ちゃんが一人で海のそばを歌いながら歩くシーンを見学させてもらったのですが、歌声がすごくて『さすがだな』と思いました」と語っている。

公開された最新の予告編には、鷺巣の楽曲、高畑や山埼のボーカルを使用。若月佑美演じる「ガチ腐女子」が「こ、れ、は、どちゃすこですわあ!」と笑みを浮かべる様をはじめ、今田美桜演じる「素敵系女子」の姿、菜々緒演じる花子が「彼女に趣味があるなら、その趣味ごと彼女を愛してやるぐらいの度量はないわけ!」とテーブルを叩く場面、高畑演じる成海や山崎賢人演じる二藤らがダンスするシーン、二藤からバーボンのロックを注文されたムロツヨシ演じる男性が「それはあれですか? 例の黒ずくめのコードネームがバー」と言いかけて「違います」と遮られる様などが確認できる。

■鷺巣詩郎のコメント
高畑充希さんに「こうしてください」と言うと、すべてが剛速球で返ってきます。その昔、まだ“ヲタク”なんていう言葉がない時代から、僕はミュージカルの“ファナティック(狂信者)”でした。ですから充希さんのようなプロフェッショナルと共に、自分が狂信するほど大好きなミュージカルができた幸せを、今まさに実感しています。彼女の素晴らしいパフォーマンスに自分の楽曲をどう対応させていくか、というのもまた僕自身のポテンシャルになりました。ものすごくやりがいがあって、作曲家冥利につきる仕事でした。
山埼賢人さんは、スポンジが水を吸収するように音楽的なことをその場でどんどん吸収しました。こんな上達が目に見えて早い男性ボーカリストにはじめて出会いました。とてつもない才能です。レコーディングは短い期間でしたが、彼が成し遂げた進化は、彼のミュージカル俳優としての可能性を別次元まで高めたことは間違いありません。心の底から彼を賞賛します!
僕は、自分の曲は自分の子供だと思ってますから、福田雄一監督の家に娘を嫁がせるような感覚です(笑)2018年の夏、この映画の話を初対面の監督に聞いた時から、頭の中で音楽が鳴りはじめて止みませんでした。まずは“なりきって歌う!”ことが、当たり前ですがミュージカルの本質。いつでも出演者全員とことん楽しくレコーディングできたことが、何よりこの作品のいちばん大きな魅力になっているはずです。

■高畑充希のコメント
レコーディングはとても難しかったですが、楽しくてあっという間でした。
キャッチ―な曲ばかりだったので、家に帰ってからも、何かしながらつい口ずさんでしまっていたり。山埼さんは、ご本人の撮影が無い日なのに現場に来てくれたことがあって、カットの度に「いけるよ!」って励ましてくれて。夜の撮影で大変なシーンだったのですが、そのおかげで乗り切ることができました。
彼が初めてお芝居で歌を歌う現場に立ち会えたこともとてもラッキーだなと思いましたし、見た目だけでなく、歌声もすごくイケボです(笑)。楽しみにしていてください!
鷺巣さんとのレコーディングは、ピタッとはまるアドバイスをスパッと言って下さるので、とても分かりやすく、楽しすぎて夢のような時間でした。めったにない素敵な機会だったので、噛み締めるようにレコーディングしていたのですが、いつの間にか鷺巣さんのチャーミングなお人柄に飲み込まれ(笑)、ただただ楽しい時間になりました。

■山埼賢人のコメント
僕はミュージカルが初めてだったので、一から教えて頂きながらやらせてもらいました。
でも、すごく楽しい歌ばかりで歌っていて楽しかったです。充希ちゃんが上手すぎるので、足を引っ張らないように頑張っていました。充希ちゃんが一人で海のそばを歌いながら歩くシーンを見学させてもらったのですが、歌声がすごくて「さすがだな」と思いました。
鷺巣さんの演出は、歌い方もそうですが、「こういう感情で、こういうノリで」というのを、キチンと言って下さるので、鷺巣さんに言われたことを「やってみよう」と思ってやっていたら、いい感じになりました。