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航続距離は600キロ! BMWが2021年生産開始予定の新EV「i4」の詳細を発表

2019年11月19日 10:11  Techable

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BMWは、早ければ2021年後半に生産・販売を開始することになる新電気自動車「i4」の詳細を明らかにした。

80kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は600キロ。直近のBMWモデルで使われているV8エンジンに匹敵するパワーの電動モーターを搭載する。・4秒で時速100キロにi4はプレミアムな中型セダンで、このセグメントの完全EVはBMW にとって初となる。サイズや性能的にTesla社のModel 3の強力なライバルとなることが予想される。

i4には第5世代のBMW eDriveテクノロジー、そして最新の電池が搭載される。バッテリー容量は80kWhで、専用に開発される電動モーターの出力は530hpとなる。

これにより航続距離は約600キロ、静止した状態からわずか4秒で時速100キロに達する加速性能を備える。最高スピードは時速200キロ超だ。・価格は来年発表かBMWはすでにプロトタイプを寒冷地などでテストしているが、スペックの詳細が明らかになったのは今回が初。ただし、消費者にとって最も気になる値段についてはまだ言及がなく、来年の正式発表時に明らかになる可能性が高い。

i4を含めBMWは2023年末までに全電動とプラグインハイブリッドで25モデルを発表する計画。脱ガソリン・ディーゼルの動きは他オートメーカーでも見られ、数年のうちにEVの選択肢がかなり増えることは間違いないようだ。

BMW

(文・Mizoguchi)