いよいよ冬のボーナス期を迎える。世間では「今年は4年ぶりに減少」「昨年と横ばい」などと囁かれているだけに、気になるところだ。企業口コミサイト「キャリコネ」では
「入社2年目までの新人期間はボーナスが低く、夏・冬それぞれ5万円でした」(代理店営業 20代後半 女性 正社員 年収300万円)
「業績があまり良くないので、ボーナスはほとんど出なかった」(ショップスタッフ 20代後半 女性 正社員 年収250万円)
といった口コミもみられる。今回は「ボーナスが少ない」もしくは「ボーナスがない」という人たちの声を集めてみた。【参照元:キャリコネ】
「総合職はボーナスあり。だけど、給料1か月分くらい」
「ボーナスが少ない。多くて1.2か月分が2回。飲み会で無くなってしまうような、雀の涙程度のボーナスのため、ボーナス時期はかなり寂しい思いをする」(法人営業 30代後半 男性 正社員 年収500万円)
「中途採用で、しかも総合職ではないためボーナスが低い」(カウンターセールス 30代前半 女性 正社員 年収320万円)
「総合職はボーナスあり。専任職はボーナスなし。ボーナスは期待できる額は、ほぼほぼもらえない。給料1か月分くらい」(店長 30代前半 男性 正社員 年収340万円)
「事務員は昇給なし。それどころか店の売上が悪いとボーナスが下げられて、それ以降戻してももらえない。営業担当者は売上げ成績で昇給はある」(財務・会計関連職 40代後半 女性 正社員 年収250万円)
おおよそ給料1か月分というのが、ボーナスが少ないと感じる人たちの支給額といったところだろう。また、同じ会社で働いていても、職種が違えばボーナスに格差があるケースもみられた。中途採用が不利になることもあるようだ。
「正社員と仕事量は同じなのにボーナス少ない」という契約社員の声
「時給制の社員のため働けば働くほど稼げる。1分単位で残業も支給されるが、ボーナスがないため、年収としてはかなり少ないと思う」(コールセンタースタッフ 20代前半 男性 契約社員 年収240万円)
「雇用条件が契約社員スタートのため、ボーナスがもらえないのはつらい。最近になって手当関係が充実するようになってきた」(調査・分析 20代後半 女性 契約社員 年収230万円)
「中途採用の契約社員は、ボーナスも正社員より少ないです。仕事量は同じなのにボーナスが少ないとやる気がそがれます」(ショップスタッフ 30代前半 男性 契約社員 年収320万円)
一方、非正規雇用者からは「そもそもボーナスがない」という声が多かった。ボーナスが支給される会社も少数派ではあるが、正規雇用者に比べると、大きな差があるようだ。
ボーナスが少なかったり、もらえる見込みがないと感じたら、転職や副業を視野に入れるという手もある。転職の場合は、最初からボーナスを狙うのは厳しいため、現状以上の年収増を優先するとよいかもしれない。【参照元:キャリコネ】