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Snow Man岩本照にギャップ萌え “Mr.お化け屋敷”卒業を機に強さと弱さの二面性に迫る

2019年11月17日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

Snow Man

 人気ジャニーズJr.グループ、Snow Manの岩本照のギャップ萌えがすごい。体脂肪率はアスリート並み。フィットネス総合誌『Tarzan』の表紙を飾り、スポーツバラエティ番組『SASUKE』(TBS系)にも参戦するなど、性別を問わず惚れ惚れする強くてしなやかなボディの持ち主。


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 キレのあるダンスやアクロバットを軽々とこなし、ジャニーズJr.として長年キャリアを培ってきたことで生まれた自信と誇りが、鋭い眼光に宿る。硬派で年齢を重ねるごとに大人の余裕も滲み出る、それが岩本のパーソナルイメージだ。


 だが、YouTubeにアップされたSnow Manの遊園地動画を見ると、それが一変。ジェットコースターに乗れると聞いたら大はしゃぎ……かと思いきや、動き始めたら「ヤバイ」を連呼。1動画あたり数十回叫び続けていることも。備え付けのカメラで撮影されたクライマックスの表情は、「大仏」とメンバーからツッコまれるほどのチーン顔になってしまう。


 そして、もっとも意外に感じられるのが、お化け屋敷で怖がる姿だ。あれほど戦闘能力の高そうなボディでありながら、「きゃー」「怖い、怖い」とプルプルおびえる姿を見せる。強いように見えて繊細。そんな岩本の二面性に、メンバーも動画視聴者もニヤニヤが止まらない。


 これまで、ナガシマスパーランド、台場怪奇学校、東京ドームシティアトラクションズ「怨霊座敷」と各地のお化け屋敷に挑戦してきた岩本。一人で挑んだナガシマスパーランドでは出口まで駆け抜けるやいなや、「怖かった~……ふぇええ」と弱々しい姿を披露。「もう二度と入んない!」とは言ったものの、その見事なビビりっぷりに“Mr.お化け屋敷”の称号が与えられてしまう。


 続く、台場怪奇学校では目黒蓮と共に挑戦。入って早々「いきなりめっちゃ怖くなってきた」という目黒に「ふざけんなよ! しっかりしろよ!」と発破をかける岩本だったが、次第に目黒の服を握りしめる手がグーッと強くなる。さらに、ハンディカメラに映らないほど背中に隠れて進む姿に、思わず目黒も「岩本くん、俺から離れないでね」と男前な一面を出さざるを得なかった。


 「俺、目黒いなかったら死んでた」と汗びっしょりでゴールした岩本だが、続く東京ドームシティアトラクションズ「怨霊座敷」で大きな変化が。それは、岩本以上にビビりな向井康二とペアになったこと。「あ、あ、あ、あ、あ! 何ーーー? あーーーーー! なんなん!? ずるい照くん!」と関西弁でツッコみまくるように大声で怖がる向井に、思わず岩本も爆笑。「気づいた、自分より弱いものがいたら守りたくなる」。そう、岩本は自分のためよりも誰かを守ることで強くなるのだ。


 そして「“Mr.お化け屋敷”の世代交代」「卒業旅行」という名目で、富士急ハイランドの戦慄迷宮へ一人で乗り込むことに。そこでは「僕たち来年デビューが決まったんですよ。Snow Manっていうグループなんですけど。なので、アジアツアー来てください!」とお化けにアピール。“Snow Manでデビュー”、という守るべきものができた岩本は、もはや怖いものなし。見事、“Mr.お化け屋敷”卒業を果たした。


 第2弾で岩本を守った目黒も、きっと似たような心理だったのだろう。弱いものがいると強くなる岩本と目黒。MCという役割を全うする強さを持つ深澤辰哉。仕かけを分析し始める冷静さが強みの阿部亮平、宮舘涼太。何事も楽しんでしまう佐久間大介とラウール。弱さを隠さず、一緒にいる人を強くさせる向井、渡辺翔太。


 そんな弱さ、強さのバランスが心地良いグループ、Snow Man。動画コメント欄には「この組み合わせで見てみたい」というリクエストが殺到しているので、新たなペアでお互いの魅力が引き出されていくことを、これからも楽しみにしている。(文=佐藤結衣)