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新作映画にあわせ、ターミネーターのVRアトラクション『Terminator: Guardian of Fate』が始動

2019年11月16日 07:31  リアルサウンド

リアルサウンド

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』本編映像【飛行機内戦闘シーン】11月8日(金)公開

 ターミネーターシリーズ生誕35周年記念作品で正当な続編である、映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』が11月8日に公開された。それと期を同じくして、米国では、オリジナルのターミネーターVRエクスペリエンスがローンチされた。


(参考:『ハン・ソロ』やマーベル作品にも参加 VFXアーティスト渡辺潤が語る「ハリウッドの現場」


・VRstudiosが北米Dave & Buster’s130カ所に設置
 ロケーションベース・エンターテイメント(LBE)ビジネス向けのマルチプレイヤー・バーチャルリアリティ(VR)アトラクションを手掛けるVRstudios(米国ワシントン州)は11月7日『Terminator: Guardian of Fate』を発表した(参考:https://www.vrstudios.com/vrstudios-announces-the-immediate-availability-of-terminator-guardian-of-fate/)。


 『Terminator: Guardian of Fate』は、アミューズメント施設等を運営するDave & Buster’sの北米130カ所で体験可能。同VRシミュレーターは、激しいアクション満載のインタラクティブなエクスペリエンスだ。サラ・コナーと心臓ドキドキさせながら、危険な救助ミッションを行い、そしてプレイヤーは最も危険なターミネーターと対面する。


 ターミネーターが地元の町に到着すると、プレイヤーはサラ・コナーと彼女のチームと共に行動を起こして、未来のレジスタンスにとって、なくてはならない人物をターミネーターが抹殺するのを阻止しなければならない。


・ゲームスタジオStrange Reptileと協働した、オリジナルのマルチエンディング
 このゲームには別の章が間もなくリリースされ、複数のエンディングと、更に恐ろしい驚きが追加されるといい、2度プレイしても、同じ経験を繰り返すことがない。


 このオリジナルの物語をサポートするために、つくられた複数の新たなキャラクターもいる。サラ・コナーやターミネーターは、お馴染みのキャラクターだ。また、4つのランダムなプレイヤーアバターがいる。プレイヤーはゲーム内で一連の武器をアップグレードして、ターミネーターに対して使用できる。


 VRstudiosは、開発パートナーのゲームスタジオStrange Reptileと素晴らしいタイトルを作り上げた。両社は協働して、全ての人が楽しめる、恐ろしく、ペースの速いターミネーター・エクスペリエンスのアクションを実現した。


・「アドレナリンの出るインタラクティブなジェットコースター」という評価も
 『Variety』は、ターミネーターVRエクスペリエンスが、ターミネーター新作映画にあわせた企画であることを解説(参考:https://variety.com/2019/digital/news/dave-busters-terminator-vr-vrstudios-1203398349/)。


 映画『ターミネーター:ダークフェイト』のローンチに間に合うように、Dave & Buster’sはVRstudiosで『Terminator: Guardian of Fate』バーチャルリアリティ・エクスペリエンスを実施したという。全体の所要時間は約5分で、場所によって異なるが、1人あたり5~7米ドル(約500~700円)だ。これは、他のVR体験アトラクションよりも遥かに安価だ。


 VRstudiosのクリエイティブ開発バイス・プレジデントのシャネル・サマーズ氏は「『Terminator: Guardian of Fate』では、非常に特別なものを作ることができた。アドレナリンの出るインタラクティブな体験であり、まるで激しいジェットコースターだ」と語る。


 今回のターミネーターシリーズの久々の大きな動きは、日本でも注目されているが、本国アメリカでは、更に大きな盛り上がりをみせているようだ。


(Nagata Tombo)