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「アニエスベー」若者向け新ストアが渋谷にオープン、フランスの家庭料理が味わえるカフェも

2019年11月15日 16:02  Fashionsnap.com

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「アニエスベー渋谷店」店内の様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
「アニエスベー(agnès b.)」の新コンセプトストア「アニエスベー渋谷店」の店舗内部が、11月16日のオープンに先駆けて公開された。若者が多く訪れる渋谷エリアの特徴を踏まえて20代後半から30代前半をメインターゲットに掲げ、アイテムを販売するだけではなく、アートや音楽といった様々なカルチャーを発信していくという。
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 インテリアショップ「ジャーナル スタンダード ファニチャー(journal standard Furniture)」に近接する新店舗は、1階から3階までの全3フロアで構成。店舗デザインは谷尻誠と吉田愛が代表を務めるSUPPOSE DESIGN OFFICEが手掛けた。ホワイトとグレーを基調としたジェンダーレスな内装で、什器は可動式のものを採用。明治通りとキャットストリートの両方に面しており、散歩をするような感覚で気軽に訪れてもらえるよう、通り抜けが可能な入り口を設けた。店内にはアニエスベーと親交のあるグラフィティアーティストのフューチュラ(Futura)による初期作品が並んでおり、11月16日から神宮前で開催されるフューチュラの個展「GENERATION Z」ではアニエスベーがスタッフユニフォームのデザインを手掛けたという。
 1階ではメンズとウィメンズウェア、2階ではバッグをメインに展開するほか、パリ発のブランド「カルネボレンテ(Carne Bollente)」や「イーストパック(EASTPACK)」など様々なブランドとのコラボレーションアイテムを豊富にラインナップ。このほか、同店のファサードデザインを担当したグラフィティアーティストのクレイグ・コステロ(Craig Costello)がペイントを施した一点物のシャツやレザージャケット、同氏が手掛けるブランド「KRINK」によるインクやマーカーなどが並ぶ。

3階フロアのカフェスペース
 3階フロアは、DJブースを備えたイベントスペースとオープンテラスを備えたカフェから構成。ガラス製の屋根が採用され、外の光を取り入れた明るい空間に仕上げられた。フードディレクターの浅本充が代表を務めるユニテが監修したカフェでは、南フランスや地中海で過ごすバケーションをテーマに、フランスで日常的に食べられる家庭的なメニューを用意。「モロッコのフレッシュミントティー」や「マキネッタで淹れるパリのコーヒー」、フランスから取り寄せたワインやビール、アニエスベーのために作られたシャンパンなどを提供する。
■アニエスベー渋谷店オープン予定:2019年11月16日(土)所在地:東京都渋谷区神宮前6-19-14営業時間:11:00~20:00売場総面積:238.21平方メートル