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デビュー初月売上3500万円、インフルエンサー中村麻美が手掛けるECブランド「カシェック」が好調

2019年11月15日 08:32  Fashionsnap.com

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ブランドディレクターを務める中村麻美 Image by: FASHIONSNAP.COM
「セシルマクビー(CECIL McBEE)」などを展開するジャパンイマジネーションから9月にデビューした新ブランド「カシェック(CACHEC)」が好調だ。ブランドディレクターはインフルエンサーの中村麻美。ECサイト限定で販売しており、立ち上げから1ヶ月の売上は約3,500万円を記録した。
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 中村は1995年埼玉県出身。青山学院大学在学中に「ミス青山コンテスト2015」に出場しファイナリストに選ばれたことを機に、インフルエンサーとしての活動をスタートした。ジャパンイマジネーションが今年4月に開催した新ブランドの開発企画コンテスト「CREATE THE FUTURE」では、インスタグラムで約13万人のフォロワーを抱える訴求力や企画力、小柄な身長を活かしたスタイリング力などが評価されグランプリを獲得。今年7月には勤めていた大手商社を退社し、9月26日にカシェックをローンチした。
 カシェックでは20代前半から30代女性をメインターゲットに、ニュアンスカラーを取り入れたフェミニンな印象のアイテムを製作している。デビューにあたりブランドのインスタグラムアカウントを9月2日に開設したところ、1日でフォロワー数が1.5万人を突破。全16型のファーストコレクションは販売開始直後から完売商品が相次いだ。好調の要因について中村は「以前から自身のインスタグラムでファッションコーディネートを頻繁に載せていたこともあり、普段から投稿を見ているフォロワーの方たちがブランドにも興味を持ってくれた。外国人モデルを起用したルックだけではなく、自分自身が日常の中でアイテムを着用している写真を投稿することで、リアルな着こなしを伝えられているのでは」と話した。

 11月14日に行ったブランド初の展示会では、12月と1月に発売予定のエコファーを使ったコートやボックスシルエットのダブルブレストジャケット、ニットワンピース、リブニットパンツなど全18型に加えて、来春に発売するバッグやパンプスなどを披露した。トップスやボトムスの中心価格帯は1万円~1万5,000円前後。11月15日から17日までの3日間は、一般向けの受注会を行う予定だ。今回の受注会は事前申し込み制で、3日間で計1,800人以上が訪れる見込み。今後はECでの販売を軸に、ブランドの世界観を発信できる実店舗の出店やポップアップイベントの開催なども計画しているという。
■カシェック:公式サイト
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