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【物流・倉庫業界編】ホワイト度が高い企業1位は三菱倉庫「寮費は月5000~1万円、水道光熱費は会社負担」

2019年11月15日 07:10  キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は10月、「物流・倉庫業界のホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。物流・倉庫業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「海運」「陸運」「倉庫」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015 4月~2018年3月。

1位は「三菱倉庫」で、ホワイト度評価は3.67。2位以降、上位10社に「三井倉庫」(3.33)、「ディー・エイチ・エル・ジャパン」(3.29)、「郵船ロジスティクス」(3.17)、「日立物流」(3.09)、「近鉄エクスプレス」(2.81)、「日本通運」「日本郵便」(同2.72)、「佐川グローバルロジスティクス」(2.70)、「住友倉庫」(2.62)が入る。

三菱倉庫は外国語講習、海外業務研修、若年職員海外派遣プログラムなど充実


1位の「三菱倉庫」については、

「男性の場合は男子寮があり、主に独身の若手社員が入寮しています。女性の場合は、借り上げのマンションが用意されています。寮費はおおよそ月額0.5?1.0万円で、水道光熱費は会社が負担してくれます」(物流サービス/20代前半女性/年収430万円/2013年度)

といった口コミが寄せられている。三菱倉庫は1887年に創業した老舗で、国内で初めてトランクルームサービスを開始した会社としても有名だ。倉庫業を中心に、港湾運送事業、国際輸送事業、不動産事業などを展開している。2019年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は約810万円と高水準。

年に1回の「自己申告制度」で自身のキャリアに関して希望を出すことができるほか、海外で働くチャンスも。物流現場での研修はもちろん、外国語講習や海外業務研修、若年職員海外派遣プログラムもあり、成長できる環境が整えられている。

社員の健康を保つための取り組みとしては、「健康づくりセミナー」を実施。食生活指導や実際に体を動かすプログラムなどを行っている。また、メンタルヘルスケアを推進しており、長時間労働者に対する産業医による面接指導なども徹底している。

2017年度の実績では、月の平均所定外労働時間は24時間、平均有給休暇取得日数は12日。