タイ東北地方のスーパーで今月2日、監視カメラが捉えたある男の行動が物議を醸している。男はワインの陳列棚からボトルを選ぶと、勝手にスクリューキャップを開けて試飲しているのだ。『Fox News』などが伝えた。
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好みのワインを探し当てるため、スクリューキャップを開けてボトルから直接試飲する男の姿が撮影されたのは、タイのナコーンラーチャシーマーにあるスーパーだ。この日、男が試飲したのは9本で、棚からボトルを取り出しては口に含み、開けたボトルを次々と床に置いていく。
しかし気に入ったワインが見つからないのか、男は少し飲んでは首を傾げ、6本目のワインにおいてはいったん開けたボトルを棚に戻している。試飲中、他の客が怪訝そうに通り過ぎるものの、全く動じる様子はない。
その後、赤ワインから白ワインが置かれているコーナーに移動した男は、9本目を選び口に含んだ。するとやっと納得したのか、ワインのラベルを確認すると何度もラッパ飲みし、ボトルを持ったままその場を立ち去った。
『Newsflare』によると、男が最終的に選んだのはアルゼンチンの白ワインで、警備員が気づく前に白ワイン代だけを払ってスーパーを出たようだ。被害総額は約7000円で、地元警察は監視カメラの映像をもとに男の行方を捜しているが、未だ見つかっていないという。ちなみに年収ポータルサイト『平均年収.jp』によると、タイの平均年収は115万円、月収は11万円だそうだ。
このニュースには、「大胆すぎる」「なぜもっとはやく気が付かなかったのか」「他の買い物客が警備員に知らせるべきだった」「気持ち悪い」「タイではワインは意外と高いんだな」「あり得ない」といったコメントがあがっている。
画像は『Viral Press 2019年11月7日公開 YouTube「Wine Lover Casually Tastes Different Bottles In Supermarket」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)