SOMPOひまわり生命保険は11月13日、7歳児を対象にした「人生100 年時代」に関する調査結果を発表した。調査は10月下旬にネット上で実施し、全国の男女1000人から回答を得た。
「100歳まで生きていたい」と答えた児童は79.3%にのぼった。一方、「100歳になった自分の姿が想像できる」と答えたのは18.6%。「生きていたいと思う年齢」については、回答を平均すると92.3歳だった。さらに、お父さん・お母さんには97.5歳くらいまで生きてほしいと考えている子どもが多いようだ。
「家族と話す」より「テレビやゲーム」
続いて、「100歳まで生きるために必要だと考えるもの」を聞くと、1位が「健康な体」(93%)で、以降に「お金」(76.1%)、「家族」(58.9%)と続いた。健康な体でいるため、日常生活で心掛けていることには「三食をしっかり食べる」(58.3%)や「規則正しい生活」(50.6%)を挙げる子どもが多かった。
また、平均睡眠時間は8.89時間。項目別に1日に費やす時間を聞くと、睡眠に次いで長かった「TVやゲーム」(2.28時間)は、「運動」(1.08時間)、「外で遊ぶ」(1.12時間)と比較して、2倍以上の時間を費やしていた。ちなみに、「家族と話す」(1.92時間)は2時間に満たなかった。
なりたい職業2位「警察官」、3位「サッカー選手」
3人に2人が「人生の中でかなえたい夢がある」(63.2%)と回答。なりたい職業は、1位が「ケーキ屋さん」で、以降に「警察官」、「サッカー選手」、「医師」、「看護師」、「運転士/運転手」、「野球選手」、「パティシエ」、「パン屋さん」、「花屋さん」と続いた。近年話題の「ユーチューバー」は12位。中には「昆虫博士になってコスタリカに行く」といった回答もあった。
「憧れの大人」については、定番の「両親」を差し置いて、人気ユーチューバーの「HIKAKIN」が1位に。今年7月にツイッターに投稿され、HIKAKIN本人にまで届いた女の子の動画も記憶に新しい。2位は「ママ・お母さん」、次いで「パパ・お父さん」となっている。このほか、「仮面ライダー」や「ドラえもん」、「プリキュア」、「ウルトラマン」など可愛らしい回答もみられた。
「100年後の日本がどんな国になっていてほしいか」を聞いたところ、最多は「平和な国、争いのない国」(230人)だった。他にも「楽しい国」(107人)、「幸せな国」(103人)、「豊かな国」(33人)、「安心・安全な国」(32人)といった回答が並んだ。