「愛カツ」を運営するTOBEは11月12日、「こじらせ女子」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は10月から11月にかけて行った。こじらせ女子とは、自分に自信がなく自意識を"こじらせて"しまっている女性のことだ。
女性(681人)に「恋愛がうまくいかない理由」を聞いたところ、最も多かったのは「理想が高く、相手の欠点ばかり見てしまうから」(20.9%)で、次いで「いつか王子様が現れると思い、積極的に動いていないから」(15.6%)となった。相手に求める理想が高くなってしまい、うまくいかないと感じている人が多いようだ。
こじらせが治った理由は「新しい恋愛」 一方「自分で気づいて治せた」という人も
3位以降、「相手のことを束縛してしまうから」(14.0%)、「元彼が忘れられないから」(10.7%)、「今うまくいっている」(6.0%)、「モテているが、結局相手に浮気をされてしまうから」(5.8%)と続く。
また女性(427人)で「恋愛をこじらせている」と回答した人は63.0%。過去・現在含め、こじらせた経験がある人は計88%にのぼった。
こじらせが治った人(25.1%)にどうしたら治ったかを聞くと、最も多かったのが「新しい恋愛ができたら治った」(13.3%)だが、2位は「自分で気づいて治せた」(5.6%)となった。
調査元は「恋愛がうまくいかない=恋愛をこじらせている人が女性の大半を占め、またこじらせるとなかなか直すのが難しいことが示唆されます」とコメントしている。
また、「交際相手に求める理想が高すぎること」がこじらせてしまう大きな理由とも言えるだろう。恋愛結婚学研究所長の新上幸二さんは、
「相手に求める理想が高すぎるという結果ですが、近年では男女の収入格差が小さくなり、女性の社会進出もかなり進んでいるため、女性の理想を叶えられる『理想の男性」の数が相対的に減っている傾向にあるのが、こじらせの原因の一つと言えるのではないでしょうか。」
とコメントしている。