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12月は"浮気"が急増、探偵事務所「浮気調査依頼は1.4倍」「残業のはずがSNSで知らない女性と待ち合わせ」

2019年11月13日 18:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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事務処理や客先訪問、忘年会で忙しい年末。プライベートでも、クリスマスに年末年始の帰省などイベントごとが続く時期がやってくる。そんな12月は「浮気」が急増する時期だという。原一探偵事務所で広報を担当する平木麻美さんは

「仕事が忙しく、イベントが多い12月は、家を空ける口実が作りやすいシーズンと言えます。浮気調査の成約件数は平時の1.4倍ほどまで増えますね」

だが、浮気の行動に出る人が増えるということは、裏を返せば、証拠を抑えやすい時期でもある。同事務所は解決につなげるために早めの相談を勧めている。

「仕事で帰れない」と言いつつ、実際は仕事を休んで温泉旅行


この時期に多い相談内容について、「残業してるはずが、SNSで知らない女性と待ち合わせしてた」「夫がクリスマス後に見慣れない財布を使い始めた」などが目立つという。また、過去の調査から、帰省先で同級生と久しぶりに会ったことがきっかけで浮気が始まったケースもあったという。このほか、

「11月下旬にネットショッピングで女性物の財布を探していることが発覚。履歴を調べたら、実際に購入もしていた。忘年会を理由に、朝方まで帰らないことが増えていて怪しい。クリスマスにも忘年会があると言っている」(埼玉県・40代)

前述の"クリスマスに財布を買ってもらった夫"とは逆のケース。ネット広告やショッピングサイトの履歴、クレジットカードの明細書などで確信を得ているようだ。また、

「クリスマスには、会社を休んで温泉旅行に行っていたことも分かっているが、家族には仕事で戻れないと嘘をついていた。帰って来る頻度も減り、不倫相手と親密になっているようで許せない」(神奈川県・30代)
「妻が夜出歩くようになった。最初は大目に見ていたが、最近は服装や下着も変わり、朝帰りすることが増えた。年末年始に妻が自分の実家へ帰ると言うので『一緒に行くよ』と言ったところ頑なに断られ、怪しいと思ってスマホを見たら男と会う約束をしていることが分かった」(大阪府・40代)

といったように、この時期に多い「残業」や「帰省」を口実に、浮気に及ぶ事例が多いようだ。

離婚はせず、相手に慰謝料請求するケースも

だが、いざ探偵事務所に相談するとなると、ハードルが高いと感じる人も少なくないはず。幼い子どもがいる家庭では、安易に離婚を考えることもできないだろう。ところが、

「最近では離婚しなくても、相手との関係を絶たせるために慰謝料を請求するケースがあります」(平木さん)

という。平木さんは「長期化するほど解決しづらくなるのが浮気の特徴。悩む前に相談してもらえたら」と呼び掛けた。