「ナイキ(NIKE)」が、医師や看護師といった医療従事者のために開発した新作シューズ「エア ズーム パルス(Air Zoom Pulse)」を発表した。現段階で具体的な販路や価格は明らかになっていない。
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「エア ズーム パルス」は、ナイキが病院に入院する子ども達とスニーカーのデザインを手掛けて商品化するプロジェクト「ドーレンベッカー フリースタイル コレクション(Doernbecher Freestyle Collection)」を行っている米・ポートランドのドーレンベッカーチルドレン病院でプロダクトテストを実施し、実際の現場の人たちの声を反映して製作された。本体にフルラバーアウトソールや、ズーム エア ヒール ユニットを備えた柔軟なドロップインミッドソール、ヒールフィットを搭載したことで、フィット感やクッション性、耐滑性を実現し、病院内のあらゆる状況にも対応して足を固定できるように仕上げた。
レースのないアッパーにPUコーティングされた合成皮革を採用することでシューズの掃除を簡単にしたほか、かかと部分には片手で着脱ができるストラップをデザイン。耐久性のあるフルラバーのアウトソールには、予期せぬ液体の流出から足を保護するために、水を弾くトラクションパターンを組み込んだ。