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シャイア・ラブーフ×ダコタ・ジョンソンが共演 SXSW映画祭観客賞受賞作が2020年2月公開へ

2019年11月12日 14:31  リアルサウンド

リアルサウンド

『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(c)2019 PBF Movie, LLC. All Rights Reserved.

 2018年のSXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)映画祭で観客賞を受賞した『The Peanut Butter Falcon(原題)』が、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』の邦題で2020年2月7日に全国公開されることが決定した。


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 本作は、ジョージア州サバンナ郊外を舞台に、ツキに見放された漁師タイラー(シャイア・ラブーフ)と、施設から脱走したダウン症の青年ザック(ザック・ゴッツァーゲン)が出会い、ザックの夢を叶えるため“ある目的地”へ向かう人生で一度きりの特別な旅を描いた物語。ザックの不在に気づき捜索に向かった看護師エレノア(ダコタ・ジョンソン)も加わり、旅の過程で深まっていく3人の関係性を映し出す。


 2019年4月に開催されたSXSW映画祭でNarrative Spotlight部門の観客賞を受賞後、その評判が話題となった本作。8月のアメリカ公開時には、わずか17館からの公開から、高い評価が後押しし、公開6週目には1490館までに拡大上映された。


 本作のプロデューサーには、『リトル・ミス・サンシャイン』など多くのインディペンデント映画を生み出してきたアルバート・バーガー、ロン・イェルザ、そしてアカデミー賞4部門にノミネートされた『マッドバウンド 哀しき友情』を手がけたクリストファー・ルモール、ティム・ザジャロフらが名を連ね、長編初監督作品となるタイラー・ニルソン、マイケル・シュワルツの2名が監督・脚本を務めた。


 主演を務めたのは、『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフと『サスペリア』のダコタ・ジョンソン。そして、本作制作のきっかけとなったザック・ゴッツァーゲンをはじめ、共演にはジョン・ホークス、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ブルース・ダーン、ジョン・バーンサルらが名を連ねている。また、ラッパーのイェラウルフが本作で長編映画初出演を果たす。(リアルサウンド編集部)