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戸田真琴初監督作は3本の短編で構成 タイトルは『永遠が通り過ぎていく』

2019年11月11日 22:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『永遠が通り過ぎていく』より『アリアとマリア』(c)2019 TODA Makoto

 AV女優・文筆家の戸田真琴が初監督を務める映画『戸田真琴実験映画集(仮)』の正式タイトルが『永遠が通り過ぎていく』に決まり、3本の短編で構成されることが明らかになった。


参考:「MOOSIC LAB 2019」特別招待作品に今泉力哉監督作『街の上で』、戸田真琴初監督作など


 これは、11月11日にLOFT9 Shibuyaにて開催された「MOOSIC LAB OPENING PARTY!」に戸田が登壇し発表されたもの。短編は、『アリアとマリア』『Blue Through』『M』の3本で、それぞれ出演しているキャストも明らかに。


 『アリアとマリア』には『21世紀の女の子』の竹内ももこと『暁闇』の中尾有伽、『Blue Through』には『左様なら』の白戸達也、『台風家族』の西野凪沙、『枝葉のこと』の國武綾、『M』には『サクリファイス』の五味未知子といとうがそれぞれ出演する。


 現在編集中の戸田監督は今回の映画に寄せてコメントを発表。また、3作品のスチールも公開された。


 なお、本作は、11月23日から12月21日にかけて開催される映画祭「MOOSIC LAB 2019」の特別招待作品としてラインナップ。12月20日18時台と21日20時台(共に時間調整中)に、アップリンク吉祥寺で上映される。


【映画 『永遠が通り過ぎていく』情報解禁に寄せて】
「神様のお嫁さんになろうと思っているのは、私が綺麗だからじゃない。」––温室の中で互いの宿命を解析しあう二人の少女(「アリアとマリア」)


キャンピングカーで北へと向かう、行き場のない男女(「Blue Through」)


そして喪失の苦しみと祈りを描くたったひとつの賛美歌(「M」)


 胸の内で今にも消えてしまいそうだった言葉がばらばらと山ほど、映画へと成りたがって飛んでゆきました。


 私は早く、この映画が映写されるときの、光の筋に舞う埃のひとつになりたいのです。


2019.11.11 戸田真琴


(リアルサウンド編集部)