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クリス・ブラウン、自宅敷地で開催した不用品セールに長蛇の列 レッドカーペットやMV撮影で着用したアイテムも

2019年11月10日 16:21  Techinsight Japan

Techinsight Japan

大規模なヤードセールを行ったクリス・ブラウン(画像は『CHRIS BROWN 2019年8月19日付Instagram』のスクリーンショット)
先日、自身のSNSで自宅住所を公開し、ヤードセール(不用品を自宅の庭先で販売すること)の開催を告知した歌手のクリス・ブラウン。高級ブランドアイテムが格安で販売されたこのイベントには、クリスのファンらが多数駆けつけて大盛況を見せた。

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米出身シンガーのクリス・ブラウンがSNSで自宅住所を公開し、ヤードセールの告知を行ったのは現地時間5日のことだった。「ヤードセール」とは自宅前の庭先に不用品を並べて販売するもので、北米ではよく知られた習慣だ。掘り出し物を求めてやってくる人々が、売り手と値段を交渉したり世間話をしながらほのぼのと行われるのが一般的である。

しかし今回クリスが開催したヤードセールでは、自宅前の広大な敷地に大きなテントがいくつも設置され「Versace」「Gucci」「Supreme」といった高級ブランドアイテムがラックやテーブルの上に所狭しと並んだ。クリスがレッドカーペットやMVの撮影で実際に着用したアイテムも含まれ、商品の多くは100ドル(1万900円)以下、中には10ドル(約1090円)といった超お値打ちアイテムもあったようだ。

2日間にわたったセールには、前夜から泊まり込みで待機していた人や早朝4時から順番待ちをする人などでごった返し、クリスの自宅付近には7ブロックにもおよぶ長蛇の列が。近隣住民からの苦情やロサンゼルス市警が駆けつけるといったハプニングも見られたが、DJブースあり、フードトラックありの一大イベント会場と化したクリスの自宅前はかなり盛り上がっていたという。

クリスのInstagramには、ヤードセール当日の動画がいくつか公開されており、ズラリと並んだ激安の高級ブランド品に目を奪われる人々の姿や掘り出し物をゲットし満足げな笑みを浮かべるファンの姿などが映っている。途中クリス本人が自宅前に姿を現して挨拶をすると、会場のファンからは大きな歓声があがる場面も見受けられた。

『National Post』では、予想以上の混雑により「テントエリアへの入場は一度に20人まで、買い物時間は10分」という制限を設けたと報じており、

「何時間も待ったのに」
「品数が多すぎて、すべてのアイテムを見て回るには時間が足りない」

といった不満の声もあがったようだが、このヤードセールで5万円近く使ったという人物は

「クリスと同じサイズだから、パーフェクトだったよ」

と当日の収穫に大満足。別のファンも

「自宅に足を運ばせてもらえて、クリスのクローゼットにあったものを選べるなんて」

と歓喜の声をあげていた。

自宅住所をSNS上で公開し(現在は削除)、超高級アイテムを激安で売るというセレブらしからぬ前代未聞の企画には多数のメディアが注目、ヤードセールの状況を上空から撮影した様子は度々ニュースでも報じられた。なお『ABC News』によれば、売上金の一部はクリスがサポートする複数の非営利団体に寄付される予定ということだ。



画像は『CHRIS BROWN 2019年8月19日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)