9月28日、アニメ制作技術に関する総合イベント「あにつく2019」がUDX GALLERYにて行われた。「『ULTRAMAN』コンポジットセッション セルルック+リアルルックの合成 混ぜるな危険をやってみた」では、3DCG制作会社・SOLA DIGITAL ARTSから、CGプロデューサー・ディレクターの八木下浩史氏と、デザインエンジニアの笹倉逸郎氏が登壇。2019年4月に配信された『ULTRAMAN』をテーマに制作秘話を披露した。
SOLA DIGITAL ARTSは劇場作品をメインに手がけてきたスタジオだが、『ULTRAMAN』ではシリーズ作品を初めて制作した。劇場作品であれば尺は90分から120分、ショット数は1000から2000ほどになるが、本作は全13話のため作業量は各段に増える。
さらにフォトリアル系のCGだけではなく、2Dアニメの質感を出したセルルックにも挑戦したため、作業は多岐にわたった。