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「MOOSIC LAB 2019」特別招待作品に今泉力哉監督作『街の上で』、戸田真琴初監督作など

2019年11月09日 17:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『街の上で』

 11月23日から12月13日にかけてK’s cinema、12月14日から12.21日にかけてアップリンク吉祥寺で開催される音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB 2019」の特別招待作品のラインナップが発表された。


参考:商業映画が太刀打ちできない作品も 「MOOSIC LAB」と「PFFアワード」に見る、日本映画の多様性


 2012年から始まった「MOOSIC LAB」は、新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる映画制作企画を具現化する音楽×映画プロジェクト。企画段階から映画作家とミュージシャン、映画と音楽との化学反応を意識的に制作し、それらをコンペ形式・対バン形式で上映する映画祭だ。


 既に長編部門の8作品、短編部門の10作品が発表されていたが、今回「MOOSIC EYE」と題された特別招待作品として上映される、新作・旧作含む上映作品のラインナップが発表された。


 ラインナップには、下北沢映画祭でお披露目となり大好評を博した、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督が若葉竜也を主演に迎えて制作した『街の上で』、AV女優・文筆家の戸田真琴の初監督作となる『戸田真琴実験映画集(仮)』、SHISHAMO×松本花奈監督×今泉佑唯主演によるショートムービー『またね』、SNSから生まれた加藤綾佳監督の企画プロデュースによるオムニバス映画『#平成最後映画』などが並ぶ。そのほか、大野大輔&阪元裕吾監督のTwitterドラマ『シンデレラ地獄へ行く』の劇場用編集版、大野大輔監督の最新作となるmonogatary.comによるWEBドラマ『冥界喫茶ジュバック』、谷健二監督が注目のシンガーソングライター琴音とタッグを組んだ新作『渋谷シャドウ』など、バラエティに富んだラインナップとなっている。


 なお、11月11日には、LOFT9 Shibuyaにて、「MOOSIC LAB OPENING PARTY」が開催される。


【「MOOSIC LAB 2019」上映作品】
■MOOSIC EYE (特別招待部門)
『夏を撮る』(監督:柴口勲)
『ふたり』(監督:根岸里紗)
『左様なら』(MOOSIC LAB version)(監督:石橋夕帆)
『#平成最後映画』(監督:V.A.)
『渋谷シャドウ』(監督:谷健二)
『DOCUMENTARY OF SUDDENLY BOYS~火ヲ灯ス~』(監督:篠田知典)


【齊藤工監督『COMPLY+-ANCE』公開記念特集】
『おばけナンバーワン/ GREAT ROMANCE I&II』(監督:飯塚貴士)
『聖なるもの』(監督:岩切一空)
『バランサー』(監督:齊藤工)
『蒼蒼たり』(監督:清水康彦)


『松永天馬殺人事件』(監督:松永天馬)
『脱がない男』(監督:ALi(anttkc))
『またね』(監督:松本花奈)
『街の上で』(監督:今泉力哉)
『無限ファンデーション』(監督:大崎章)
『戸田真琴実験映画集(仮)』(監督:戸田真琴)
『シンデレラ地獄へ行く』(監督:大野大輔/阪元裕吾)
『冥界喫茶ジュバック』(監督:大野大輔)
シークレット作品 ※後日発表


■長編部門
『追い風』安楽涼×DEG
『ドンテンタウン』井上康平×菅原慎一(シャムキャッツ)
『眠る虫』金子由里奈×Tokiyo(And Summer Club)
『東京の恋人』下社敦郎×東京60WATTS
『ゆうなぎ』常間地裕×羊文学
『GEEK BEEF BEAT』鳥皮ささみ×狐火
『男の優しさは全部下心なんですって』のむらなお×DJ後藤まりこ
『眉村ちあきのすべて(仮)』松浦本×眉村ちあき


■短編部門
『死んだほうがマシーン』石川陸×クボタカイ
『Afterimage』大浦美蘭×HASAMI group
『テラリウムロッカー(MOOSIC LAB version.)』葛里華×カムラ ミカウ
『トーキョー・ロンリー・ランデヴー』川村太輔(とめさん)×おかありな
『sleepers』千田良輔×kaias
『ソウル・ミュージック』副島正紀×大島輝之&大谷能生&小山和朗
『海辺の途中』外山文治×蠣崎未来
『たまつきの夢』田口敬太×寺尾紗穂×入江陽
『蝸牛』都楳勝×ドアノブロック×東京○×問題
『ビート・パー・MIZU』富田未来×とけた電球


(リアルサウンド編集部)