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ホイットニー・ヒューストンの親友、回顧録で同性愛関係を赤裸々に描写

2019年11月08日 16:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

48歳の若さでこの世を去ったホイットニー・ヒューストン
長年“バイセクシャル”との噂があった故ホイットニー・ヒューストンの親友ロビン・クロフォードさんが、このほど回顧録を出版するという。ロビンさんはそのなかで、ホイットニーとファーストキスや一線を越えた夜のことを赤裸々に綴っている。

その美貌とパワフルな歌声で1985年のデビュー以来、数々のヒット曲を生み出した歌姫ホイットニー・ヒューストン。1992年に『ボディガード』で映画デビューを果たしたホイットニーは、プロデュースを手掛けた同映画サウンドトラック『The Bodyguard:Original Soundtrack Album』がわずか1週間で83万枚超を売り上げ、世界的歌姫として名声を欲しいままにした。

押しも押されもせぬ“スーパースター”となったホイットニー・ヒューストンだが、晩年は家族間の抗争や薬物中毒などにより人気が低迷。2012年2月に「ビバリー・ヒルトン・ホテル」のバスタブで、当時48歳だったホイットニーがひっそり息を引き取った。

そんなホイットニーの親友として約20年間彼女を支えた親友ロビン・クロフォードさんが、まもなく回顧録『A Song For You: My Life with Whitney Houston』を出版することが分かった。ロビンさんは同著のなかでホイットニーとの同性愛関係を赤裸々に綴っている。

『PEOPLE.com』に一部抜粋された内容によれば、1980年に当時19歳だったロビンさんと17歳のホイットニーは出会ってすぐに意気投合、やがて恋に落ちた2人は“友達以上”の関係に発展したという。ホイットニーの自宅に招かれ、そこで初めてのキスを交わした時の様子を、

「ゆっくりと長いキスは、まるでハチミツのようだった」

とロビンさんは生々しく描写している。またファーストキスから程なくして、友人のアパートにてついに一線を越えた夜のことを、

「服を脱いで、初めてお互いに触れ合った」
「ホイットニーを愛撫し深く慈しむことは、夢のような時間だった」

と綴っている。

「ただ一緒にいたかった。ホイットニーと私の2人きりで」

と願うロビンさんだったが、のちに「アリスタ・レコード」との契約が成立し、デビューが決まったホイットニーは2人の関係が公になることを懸念。ロビンさんはホイットニーから「これ以上肉体関係は続けられない」と伝えられたという。2人の親密な関係にはホイットニーの家族も勘づいていたようだが、

「レズビアンだとかゲイだとか、自分達をそんな風に認識することはなかった」
「ただ自分達の人生を生き、それが永遠に続けばいいと願っていた」

と当時の胸中を吐露している。

現在はフィットネストレーナーとして、同性パートナーと2人の養子を育てるロビンさんは、このたびの著書出版の動機を

「素晴らしい才能を持ったホイットニーの業績を称え、敬意を払いたかった」
「名声を手に入れる前の彼女の姿をシェアし、私達の友情を振り返りたかった」

と明かした。

スーパースターの栄華と零落を、親友という立場で20年間見守ってきたロビンさんの回顧録『A Song For You: My Life with Whitney Houston』は、今月12日に全米で出版予定とのことだ。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)