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「ラブレス」19年秋冬にリブランディング、毎月カプセルコレクションを発売

2019年11月07日 22:32  Fashionsnap.com

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リニューアル後のLOVELESS青山イメージ Image by: 三陽商会
三陽商会のセレクトショップ「ラブレス(LOVELESS)」が、2019年秋冬シーズンにリブランディングする。ブランド誕生から15周年を迎え、より新しい価値や購買体験を提供するセレクトショップを目指すという。リブランディングに伴い、ブランドロゴもリニューアルする。
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 ラブレスはオリジナルブランドを中心に、国内外のハイブランドとクリエイティブブランドを提案するセレクトショップとして2004年7月に旗艦店「LOVELESS青山」をオープン。以降は代官山や銀座、名古屋、心斎橋、京都、天神といった主要都市に路面店を展開しているほか、複合商業施設限定の新業態「ラブレス サニーサイドフロア(LOVELESS Sunny Side Floor)」を新宿フラッグスとグランフロント大阪に出店している。デジタル社会の活性化によって消費者が情報を入手するスピードが加速し、従来の半期毎のテーマに沿った商品展開では売り場の鮮度が保ちにくいと考え、リブランディング後は月に1回MD構成を変更する。
 新たなショップコンセプトは「THE NEW TIME」を掲げ、アートやストリート、ムーブ、エクスペリエンスの4つの要素を軸に展開し、他社との協業や旬のデザイナーズブランドの提案、現代のライフスタイルに役立つ商品のセレクト、ポップアップの開催などを予定している。MD戦略では月毎のテーマに沿ったカプセルコレクションを発売し、品揃えの鮮度向上と情報発信の強化を目指すほか、バッグやシューズ、アクセサリーなど服飾雑貨の専用スペースを新設することでトータルスタイリングを提案していく。
 ロゴはこれまで文字の端に飾りが付いたセリフ体のデザインを使用してきたが、リブランディングに伴いサンセリフ体の「フーツラフォント」をベースにした新ロゴを採用。「L」「V」「E」の内側を丸みを加えてあたたかみを表現した。
 なお、旗艦店は南青山3丁目に移転し、「Trading Media」を新コンセプトに掲げ11月30日にリニューアルオープンする。cinema.incの坂巻陽平が手掛けた店舗デザインは、オンラインで様々な情報をスワイプしながら商品を選択していくイメージで、半透明のファブリックで小部屋を仕切り、部屋から部屋へ顧客が移動する様子をスワイプになぞらえたという。