国税庁が発表した2018年分民間給与実態統計調査によると、給与所得者の平均年収は441万円。年収500万円台なら平均年収より高い人たちは、平日はどのようなランチを食べているのだろうか。
キャリコネニュース読者から寄せられた回答のうち、年収500万円台の人の約半数は「外食」と答えている。「外食で食べたいものを食べている」(30代未婚男性/技術職/年収530万円)という人も少なくはなく、持参した弁当やコンビニが多い200~400万円台とは異なる傾向が見られた。
「毎日定食とか食べたいけど、近くにお店が少ないからコンビニランチ」
まずは、平日のランチは1000円以内で外食という30代未婚男性からの意見だ。
「毎日そこそこおいしいものを手早く食べたい。食べて休んで、午後からの仕事をパリッと終えられる活力を得られれば、サラリーマンの昼休みとしてこれ以上のことはない」(技術職/年収500万円)
40代男性は「毎日定食とか食べたいけど、近くにお店が少ないからコンビニランチです。月に2万円くらいなら負担にならないと思います」(40代既婚女性/管理・事務職/年収560万円)という。1日1000円程度使っているという。年収500万円台は1日に1000円前後のランチが相場といったところだろうか。
「年収に関係なく、自分で作りたい」「節約したい人も多いはず」
お弁当にこだわる人の声も寄せられている。20代の未婚女性は
「ランチにかけるお金がもったいないので、年収に関係なく自分で弁当をなるべく作りたい。また、好き嫌いがあるので自分で作った方が無難。外食は週1日で十分」(管理・事務職/年収540万円)
と語る。コストパフォーマンスを重視した結果、弁当を選ぶ人もいる。
「行ける範囲のお店はどこも大行列。たいしておいしくないのにそこそこ高くて価格に見合う価値を感じられないので、弁当を持参している」(30代未婚女性/営業職/年収510万円)
この女性は「出張時に1000円を超える外食をしても金額は気にならない」という。毎日お弁当を持参している人は、時には金額を気にせず外食ができる点がメリットと言えるだろう。
このように、弁当を持参する人の中には、こうしたコストパフォーマンスを考えて弁当を持参する人が多い印象だった。実際に、「年収が多くても節約したい人は多いはず」(50代未婚男性/管理・事務職/年収500万円)という声も見られた。
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