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アリアナ・グランデ「今年はクレイジーだけどハッピーな1年だった」 『thank u, next』リリース1周年に心境を吐露

2019年11月05日 13:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『thank u, next』リリースから早1年、ファンに思いを伝えたアリアナ(画像は『Ariana Grande 2019年8月25日付Instagram「on our way to manchester pride.」』のスクリーンショット)
現地時間3日、米出身の歌姫アリアナ・グランデが大ヒットシングル『thank u, next』のリリース1周年を記念し、SNSでファンに現在の心境などを明かした。

2018年11月3日にリリースされたアリアナ・グランデの『thank u, next』は、元恋人達を実名で列挙しながら自身の恋愛遍歴を振り返ったり、自分を成長させてくれた元カレ達への感謝を綴った楽曲である。

2017年5月に起こった英マンチェスターでの自爆テロ事件や、昨年9月の薬物過剰摂取による元恋人の急死、そして翌10月のピート・デヴィッドソンとの婚約解消と、プライベートでは立て続けに辛い出来事に見舞われたアリアナが、軽快なメロディーに乗せて歌う同曲の2番には、

「新たな出会いがあったわ 今回はちゃんと話し合った 新しい恋には早いと周りは言うけど 今度は必ず続くはず だって彼女の名前はアリ(アリアナ)だもの 今の私にはこれが最高に心地いいの」

という歌詞がある。「自分の気持ちに正直に、これからも前を向いてしっかり歩んでいく」というポジティブなメッセージが込められた同曲は人々の共感を呼び、次々と新記録を樹立した。

そんな自身にとって特別な思い入れのあるシングル『thank u, next』が今月3日、リリースから1周年を迎えた。アリアナはこの記念すべき日にTwitterを更新し、

「ハッピー・バースデー、『thank u, next』」

と綴っている。

ピートとの婚約解消以来、楽曲作りに没頭し「Sweetener World Tour」で世界を飛び回る毎日を過ごしてきたアリアナは現在、特定の恋人はおらず、シングルの状態がしばらく続いている。そんな自身の近況を、

「今年は今までで一番、“1人”で過ごす時間が多い年だった」
「セラピストともたくさん会った」
「この曲も数え切れないくらい歌った。たくさんのことを学んだし、心の傷もだいぶ癒えたわ」
「でもまだ学び足りないし、心の傷もまだ完全には癒えていない」

とツイートした。

昨年9月に急死した元恋人マック・ミラーの故郷、ペンシルベニア州ピッツバーグで行われた今年6月の公演では「マルコムにありがとうって言えたなら 彼は私のエンジェルだったから」という歌詞の部分で感極まり、途中で歌えなくなってしまったアリアナ。彼女が心に負った傷の深さを思わせるハプニングだったが、3日のツイートの後半では、

「今年は私にとって、生産的かつ感情的、クレイジー…だけどハッピーな1年だった」
「強さとエネルギー、インスピレーションを与え続けてくれたファンには感謝しかない。ツアー中もオフの時も、いつもそばで私を支えてくれた友達も、きっと私と同じくらい疲れ果ててるはず(爆笑)」

と実り多き1年であったことを報告。“恋愛”に関してはいまだに未熟で、“プライベート”は犬&子豚との時間でいっぱいいっぱいだと自虐しつつも、

「ありのままの自分を受け入れて、今は満たされた気持ちよ。そんな自分の近況をみんなとシェアしたかったの。」
「愛してる」

と記し、ポジティブにツイートを締めくくった。

今年3月に始まった「Sweetener World Tour」は佳境に入ったところで、クリスマス直前までの残り1か月半をかけて全米を回る予定のアリアナ・グランデ。このまま2019年を“有終の美”で飾り、来年もまた“アリアナ旋風”を巻き起こしてくれるだろう。

画像は『Ariana Grande 2019年8月25日付Instagram「on our way to manchester pride.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)