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『わたしは光をにぎっている』鈴木敏夫、谷川俊太郎、岡田恵和らの絶賛コメント動画公開

2019年11月05日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『わたしは光をにぎっている』(c)2019 WIT STUDIO/Tokyo New Cinema

 11月15日に全国公開される松本穂香主演映画『わたしは光をにぎっている』より、著名人からの絶賛コメント動画が公開された。


参考:ほか場面写真多数


  本作は、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『四月の永い夢』を手がけた中川龍太郎監督の最新作。両親を早くに亡くした20歳の宮川澪が、長野・野尻湖のほとりから父の親友であった京介を頼って上京し、彼が1人で経営する銭湯の仕事を手伝うようになる。銭湯にたむろする常連客たちと次第に親密になっていき、東京での日々が少しずつ楽しくなっていく。しかし、銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をする。


 松本は「自分が出ている作品なのに、こんな風に泣いたのは初めてのことでした。この映画に出会えてよかったです」とコメントを寄せ、中川監督は本作について「翔べない時代の魔女の宅急便」と語っている。


 公開された動画では、カネコアヤノの主題歌「光の方へ」が流れる本編映像とともに、一足先に本作を鑑賞した著名人からの絶賛の声が使用されている。スタジオジブリの鈴木敏夫は、「こんなに美しい日本映画を作る若者がいる」と中川監督の手腕を高く評価している。


 鈴木のほか、詩人の谷川俊太郎、脚本家の岡田恵和、女優の倍賞千恵子、写真家の川島小鳥がコメントを寄せている。


コメント一覧
鈴木敏夫(スタジオジブリ)
こんなに美しい日本映画を作る若者がいる。


谷川俊太郎(詩人)
日々の生の肌触りを感じた。


岡田恵和(脚本家)
大切な宝物になる映画。


倍賞千恵子(女優)
ワンカットワンカットの美しい事。


川島小鳥(写真家)
世界の輝きを見た気がします。 (文=リアルサウンド編集部)