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世界最小のイメージセンサー! OmniVisionの製品がギネス認定受ける
2019年11月04日 09:01
Techable
写真
デジタル画像処理ソリューションの開発を手がけるOmniVision Technologiesは、同社のイメージセンサー「OV6948」が商業展開されているこの手のものとしては世界最小とのギネス認定を受けたと発表した。
併せて、このセンサーを活用したカメラモジュールも明らかにした。使い捨ての医療機器などに最適という。・0.575ミリ四方写真を見てもらえば一目瞭然だが、OV6948は米粒どころか砂の粒よりも小さいほど。正確なサイズは0.575×0.575×0232ミリメートル。もはや小さすぎてセンサーかどうか肉眼ではわからなさそうだ。
OmniVisionによると、この極小センサーは医療機器での使用を想定している。実際、同社はこのセンサーを用いたカメラモジュール「OVM6948 Camera Cube Chip」も発表した。・カテーテルや内視鏡に具体的には、センサーは0.65×0.65ミリのカメラモジュールに組み込まれている。そしてこのカメラモジュールはガイドワイヤーやカテーテル、内視鏡に使われるとのこと。
画角は120度で、フォーカスレンジは3~30ミリ。静止画の場合は200×200p、動画は30fpsで撮影できる。
体内に挿入するそうした医療機器を小型化するのは体への負荷を低減させるという意味で重要だ。ただ、それだけではない。高まっている使い捨て医療機器のニーズに応えるものなのだという。使い捨ての需要があるのは、再利用するとどうしても感染のリスクなどが高まるためだ。さらには、使い捨てしてもコスト的には見合うとのことで、医療に大きく貢献することになりそうだ。
OmniVision Technologies
(文・Mizoguchi)
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