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ジャイルのレストランフロアが土で覆われた空間に、田根剛が設計

2019年11月03日 15:22  Fashionsnap.com

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内装イメージ Image by: GYRE.food
「ジャイル(GYRE)」4階のレストランフロアが、「GYRE.food」として11月中旬以降にリニューアルオープンする。
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 ジャイルは2007年にオランダの建築家グループ「MVRDV」がデザインを手掛けた表参道のファッション複合ビル。今回リニューアルするレストランフロアのコンセプトは、料理人の野村友里と、新宿ゴールデン街でレモンサワー専門店「THE OPEN BOOK」を運営する田中開が考案し、「循環」をテーマにメゾンやオールデイダイニング、バー、グロッサリーショップ、イベントスペースが一体となる空間を展開する。フードディレクションは、銀座「エスキス(ESqUISSE)」でスーシェフを務めた信太竜馬、空間の設計は建築家の田根剛が担当する。なお田根が日本でレストランを手掛けるのは初めて。内装は「食べ物は土から生まれ土に還っていく」という発想をもとに、床や壁を土で覆うという。
 フロアにはメゾン「エラン(élan)」、オールデイダイニング「ユリイカ(EUREKA)」、バー「フンクライン(fünklein)」、グロッサリー&スーベニア「イートリップ ソイル(eatrip soil)」が出店。延床面積は約1,000平方メートルで、約150席を用意する。このほか、実験的にコンポストで土の再生に貢献するなど、様々な形でコンセプトを可視化する取り組みを行う予定だという。
■ジャイル住所:東京都渋谷区神宮前五丁目10番1号電話:03-3498-6990(施設代表)公式サイト