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こんな社長は無理!「趣味の演歌CD自主制作費用のため別会社に架空発注」「詐欺の片棒を担がされそうになる」

2019年11月03日 09:10  キャリコネニュース

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会社のトップである社長に、何か言われると萎縮してしまう社員もいるだろう。それがワガママだったり理不尽だったりすると、なおさらついていきたくはなくなるだろう。キャリコネニュース読者からは、

「社長は自分の失敗を社員のせいにし、自分が失敗したら社員に当たり散らす。馬鹿馬鹿しくなり、『付き合いきれない』と伝えて辞めました」(50代男性、技術職)
「社長がワンマンな上に、あまりにも優柔不断すぎる。お客との折衝事をするにしても数分おきに意見を変えてきて、最終的な判断があまりにもなさすぎ。なので毎回、話が進まない状態に陥る」(40代男性、管理・事務職)

といった声が寄せられた。

技術職の40代男性が元勤務先を退職した理由は、「いくら会社に利益をもたらしても、社員には還元されない仕組みだった」からだ。社長は別会社をつくり、実態のない工事を発注していたが、それは「趣味である演歌のCDの自主制作費用にあてがうため」だった。さらに、

「工事部長も下請けに多めの金額で受注させ、そのキックバックを受け取っていた。経理の愚痴がきっかけで、専務が徹底的に調査して判明した」

という。

「トイレに行くために離席しただけなのに、『どこへ行っていたの』」


管理・事務職の40代男性は以前、ITのベンチャー企業に中途入社したが、社長のツンデレ行為に耐えきれなくなり退職を決意。入社初日から、社長の言動には不審な点があったという。

「社長と一緒に出勤するということで待ち合わせていたのに、忘れられて、結局は待ち合わせ場所に来ませんでした。入社前には『従業員数10人』と聞いていたのに、実際は社長を含め2人。業務内容も聞いていた内容と全然違いました」

また「トイレに行くために離席しただけなのに、『どこへ行っていたの』と社長からしつこく聞かれました」という。入社2日目には、社長から説明もないまま「これやっておいて」と指示を出された。男性が失敗すると、ネチネチと文句を繰り返してきた。

それでも男性は「わからないので教えてください」と聞いたが、「私にもわからない」と返答された挙句、「あなたを雇うべきでなかった」といわれる始末。社長のモラハラはさらに続く。

「自社HPで元従業員の悪口を書き込んでは、いかに従業員に恵まれないかを綴っている」

ある、休日、社長からメールが入った。「ネチネチと長文メールで『試用期間3か月で辞めてもらうかも』と言われました」という。それならば、と辞める旨を伝えると、

「手のひらを返したように『辞めないでほしい』と。その後も罵倒と懇願を織り交ぜながら説得されましたが、1か月かかってようやく辞めることを認めてくれました」

しかしそれ以降も社長は、

「終業時間の2時間前に『700通メールを送れ』と指示したり、詐欺の片棒を担がせようとしてきたり。もうパワハラどころか、犯罪行為を強要されました」

という。 社長は自分のことを棚に上げ、「自社HPで元従業員の悪口を書き込んでは、いかに従業員に恵まれずに苦労したかを綴っている」とのことだ。