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ヒカキンが本気の「iPhone 11 Pro」レビュー ガジェットに詳しくない人にも伝わる、その内容は?

2019年11月02日 07:51  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 人気YouTuberのヒカキンが10月31日、自身の公式チャンネルに「iPhone 11 Pro」の良いところと悪いところを伝えるレビュー動画を投稿した。


(参考:はじめしゃちょーは自撮り、水溜りボンドは“タピオカカメラ” iPhone 11動画に見るYouTuberの色


 9月20日に販売開始されたiPhoneの新モデルである「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」。ヒカキンは、その中の一つiPhone 11 Proを発売当初から使い続けたらしく、今回、約1ヶ月使用してみて感じた同機種の「良いところ」と「悪いところ」を、細かな数字を並べての比較などは行わず、あくまで本人の「フィーリング」のみで挙げていくことになった。


 良かったところ・その1は「とにかく電池持ちが良すぎ」な点。ヒカキンは「もう、レべチですよ、レべチ!」と興奮気味に言い、以前使っていた一つ前の機種「iPhone XS」と比べて「一つ抜けてきたね~って感じがする」「僕の体感的には1.5倍くらい違う感じがしますね」と感覚的に説明した。


 続いて、良かったところ・その2としてヒカキンは、iPhone 11 Pro及びiPhone 11 Pro Maxの付属品である「急速充電器」をフィーチャーし、「これ、世界変わります!」と一言。なお、急速充電器自体は、iPhone 11が登場する前から存在するもの。しかもiPhone8以降、iPhoneシリーズにも対応していたのだが、ヒカキンは「そんなに変わらないでしょ」と思い、普通の充電器を使用していたという。ところが今回、iPhone 11 Proの付属品としてある種、強制的に使うようになったことで、その便利さを痛感したらしく「もっと昔からこのすごさを知ってたかったな~」と悔しがった。


 良かったところ・その3は、「やっぱし、カメラが最強!」な点。ヒカキンは「残る思い出のクオリティが大分違う!」と断言。広角になったレンズ、1200万画素に到達した画質などを挙げて、「SNSとかやる方にはおススメですね」と使い勝手の良さを熱弁した。もう一つ「顔認証の精度がアップしたこと」も、良かったところのその4として選び、かつては寝起きでスマホゲームをする際、顔がパンパンにむくんでいて、顔認証による課金が出来なかったのだが、カメラの画素数があがったためにすんなりできるようになったことを喜んでいた。


 そして、肝心の悪いところだが、「2つあったんですが……なかったんです」と明かしたヒカキン。どうやら、「iPhone 11 Pro」購入当初は不便に感じていた問題点が、1ヶ月間使用する中でさほど気にならなくなったようだ。そんな「良くないところ」改め「良くなかったところ」の1つ目は「ちょっとデカくて重たい」点。なぜ、気にならなくなったのかと言うと、先述のように電池持ちが良いので、充電器やモバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなり、「バッテリー分だけリュックが軽くなったからまぁいいか」という結論にいたったからだそう。


 2つ目の良くなかったところは、「3Dタッチの廃止」。3Dタッチとは、画面を強く押し込むことで、様々な操作が可能になるタップ方法。ヒカキンはLINEで既読を付けずに相手からのメッセージをチェックしたい時にこの技術を使っていたのだが、廃止になったことを知り当初は「これは良くないポイントだ」と思っていたらしい。ところが、後に「3Dタッチ」とほぼ同様の「触覚タッチ」をLINEが採用したことを知り、無事に問題解決したようで、「素晴らしい! LINEさん、あなたわかってるね!」と笑顔になった。


 商品レビューの草分け的存在でもあるヒカキンがじっくりと語った、新型iPhoneの長所と短所。コメント欄では「わかりやすかった」「参考になった」という趣旨の声が多く届いており、データではなくフィーリングのレビューは、ガジェットに詳しくない視聴者にもしっかり届いたようだ。


(こじへい)