メジャーリガーのダルビッシュ有さんが10月29日、自身のYouTubeチャンネルに初の料理動画を投稿した。タイトルは「野球バカでも簡単に作れてしまう自家製チャーシュー」で、4分程度の動画だ。11月1日現在、約15万回再生されている。
通常、YouTubeの料理動画は最初にどのような料理を作るか説明することが多い。しかしダルビッシュさんは、何も言わず鍋にペットボトルのミネラルウォーターを注いでいく。画面右上には「水 1200ml」というテロップがつけられているのみで、かなり豪快だ。
「色々突っ込みどころはあるかと思いますが、底辺YouTuberであり意識低い系YouTuber」
同様に醤油も無言で注ぎ、みりん風調味料、酒、砂糖などを入れていく。文量はテロップで表示されるが、ダルビッシュさんは目分量で入れることが多く、材料についても「生姜適当」「にんにく3、4つを潰す」などざっくりしている。豚肉に関しては何も説明がない。好きな分量で作ってくれ、といったところだろうか。
動画は無言のまま、ひたすらダルビッシュさんが料理をしている様子が写される。基本的に調理音や呼吸音などが聞こえるのみだ。
テロップには「低温調理機器便利すぎ」「うるさくてすみません」と出てくる。3時間煮込んだチャーシューはご飯の上に乗せ、卵とネギ、タレをかけて完成だ。ダルビッシュさんの顔は一度も写らず、視聴者に一度も語りかけなかった。また実食シーンもなかった。
この動画について、ダルビッシュさんは「色々突っ込みどころはあるかと思いますが、底辺YouTuberであり意識低い系YouTuberでもあるので基本面倒くさいこと、凝ったことはしません。改善もしません。ですが応援は求めます!」とコメントしている。
またダルビッシュさんは以前ツイッターで、「自分の場合は本業(youtube)でそこそこ稼いでるのもあるけど」と呟き、物議を醸していた。そのためコメント欄では「メジャーリーグベースボールを副業にした男」といった声も寄せられた。
ほかにも「シンプルに美味そうですし。シンプルにカッコいいと思います!」「生姜とネギの適当感好き」といった声もあがっている。