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大事故から約2か月 ケヴィン・ハートが回復への道のりを動画で公開「生きていることに感謝」

2019年10月31日 15:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

大事故から奇跡的に助かったケヴィン・ハート(画像は『Kevin Hart 2019年8月28日付Instagram「Can’t wait for the world to see this film!!!!!!」』のスクリーンショット)
9月1日にロサンゼルスで大事故に巻き込まれ、奇跡的に命をとりとめた俳優ケヴィン・ハート(40)が約2か月ぶりに自身のInstagramを更新した。事故直後の病院での様子やリハビリに励む姿を収めた動画のなかで、ケヴィンは「事故に遭って人生の見方が劇的に変わった」「生きていることに心から感謝」と気持ちを明かしている。

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映画『セントラル・インテリジェンス』(2016年公開)や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(原題:Jumanji:Welcome to the Jungle、2017年公開)で知られるケヴィン・ハートは現地時間9月1日、ロサンゼルスのマルホランド・ハイウェイで大事故に巻き込まれた。

ケヴィンの愛車「プリムス・バラクーダ」を運転していた友人のジャレッドさんは、体にハンドルが食い込んだまま押しつぶされたルーフとの間で身動きが取れない状態に。駆けつけた消防隊員が工具でルーフを切断し、ジャレッドさんと後部座席に座っていた婚約者レベッカさんの救助にあたり、ジャレッドさんはそのまま「UCLA メディカル・センター」へとヘリで緊急搬送された。

奇跡的に助かったケヴィンは事故後に自力で車から脱出、ほどなくして現場に駆けつけた自身のセキュリティーチームのSUVに乗って自宅へと戻った。事故で背中を負傷したケヴィンは同日夜に近くの病院で手術を受け、その後は自宅から通院、そしてリハビリに励む日々が続いていた。

そんなケヴィンが現地時間29日、事故後はじめてInstagramを更新、約2分間に及ぶ動画を公開した。

「自分でコントロールできている―どれほどそう思い込んでいても、実際はそうじゃない」

ケヴィンのこのナレーションとともに始まる動画は、自身の事故から現在に至るまで回復の道のりを記録したミニドキュメンタリーだ。事故直後は顔面に呼吸装置を、背中には矯正具を装備した痛々しい姿のケヴィン、病院のベッドから起き上がるのもやっとの状態で、歩く際はナース2人がかりで歩行器を使っている。その後少しずつ回復を遂げ、バランスボールやエクササイズ・バンドを使ったリハビリや、現在はプールやトレッドミルでのエクササイズも可能になり、動画後半では両手にウェイトを握りながら軽やかなダンスステップを披露したり、腕立て伏せをする姿も公開されている。

このように順調に回復を遂げているケヴィンは動画のなかで、

「自分の身に降りかかる信じられない出来事が、実はその時の自分に一番必要なことだったりする」

「事故に遭って、物の見方が変わったんだ。人生の見方も劇的に変わったし、こうして生きていられることに対する感謝の気持ちは、言い尽くせない」

と明かし、辛い時期をサポートしてくれた妻や子供達、友人、そしてファンへの感謝の気持ちを述べた。

今月半ばには、全米で12月中旬に公開予定の新作映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(原題:Jumanji: The Next Level)のプロモーション撮影に姿を見せ、一日数時間ほどの仕事をこなしていると伝えられていたケヴィンだが、彼の弁護士によれば、完全な復帰が見込めるのは来年早々になるとのことだ。

「今日という日を大切にしなくちゃいけない」

「明日が必ずやってくるという保証はないのだから」

そう語るケヴィンの2分間におよぶミニドキュメンタリーは公開直後から大きな反響を集め、現在850万回を超える再生回数を記録し1万件以上のコメントが届いている。



画像は『Kevin Hart 2019年8月28日付Instagram「Can’t wait for the world to see this film!!!!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)