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“プデュ”日本版=『PRODUCE 101 JAPAN』、第5回ではついに脱落者が 練習生の友情にも注目

2019年10月31日 15:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『PRODUCE 101 JAPAN』

 最強のボーイズグループ結成のため、トップ11位入りを目指して練習生たちがバトルを繰り広げる『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!)。10月24日に配信された第5回ではついに番組初の脱落者が出た。


(関連:“日プ”=『PRODUCE 101 JAPAN』、ポジションバトルが完結 各部門で衝撃の結果に


 今回放送された第1回順位発表式では、61位以下の練習生が脱落。第4回まで行なわれていた「ポジションバトル」の結果と国民プロデューサーの投票で順位が決定した。国民プロデューサーによる総投票数はなんと3384万7705票と膨大な数で、これにより練習生たちの順位が大きく変わることになる。


 早速59位から順に得票数と名前が発表されていく。ちなみに60位と61位は大きく運命が分かれるため、最後に発表となる。59位から51位は福地正、山田恭、佐野文哉、佐藤隆士、寺師敬、鈴木雅、中谷日向、西尾航暉、片上勇士。50位から41位は岡野海斗、浦野秀太、渡辺龍星、安慶田真樹、内田脩斗、岩崎琉斗、中林登生、岡田武大、中里空、磨田寛大となった。この19人はポジションバトルで活躍を見せ、大きく順位を上げたメンバーが多い。


 続く40位から31位は安藤優、北川暉、中野龍之介、瀧澤翼、井上港人、床波志音、佐々木真生、金城碧海、北岡謙人、草地稜之、30位から21位は三井瞭、中本大賀、本田康祐、男澤直樹、與那城奨、宮里龍斗志、北川玲叶、小松倖真、木全翔也、佐藤來良という結果になった。着実に順位を上げていたり、安定した順位を保っていたりした練習生が多い中、床波は前回94位から59位順位を上げて今回最大のランクアップ。男澤も前回75位から48位順位を上げて、大幅ランクアップを果たした。


 20位から12位はイ・ミンヒョク、井汲大翔、林龍太、上原潤、白岩瑠姫、河野純喜、青木聖波、今西正彦、佐藤景瑚と上位常連の練習生たちが名を連ねる。そしていよいよデビュー圏内となる11位から5位は安藤誠明、宮島優心、大澤駿弥、チョン・ヨンフン、大平祥生、キム・ユンドン、鶴房汐恩という結果に。名前を呼ばれた練習生たちは、一人ずつコメント。「(ボジションバトルで)僕のチームが負けたんですが、僕はセンターの役をちゃんとすることができなかった気がする」(ヨンフン)、「最初、態度が悪いとかふざけて出てるとか言われてきました。でもそれでも信じて投票してくれた国民プロデューサーには感謝しかない」(鶴房)など、一人ひとり心の内が分かるコメントが印象的だった。


 栄えある4位~1位は、キム・ヒチョン、川西拓実、豆原一成、川尻蓮というおなじみの顔ぶれ。そして、運命を分ける60位は古屋亮人という結果になった。さらに今回は、「ナインティナイン特別クラス」や「クラス別対抗ダンスバトル」、「ビジュアルNo.1」、「パーツイケメン」というミニコーナーもあり、練習生たちの素顔も垣間見えたのではないだろうか。


 今回、初の脱落者が出て練習生たちの運命が大きく変わっている。その中でも記憶に残ったのは練習生同士の友情。名前を呼ばれた本人でない練習生が声を上げて喜ぶ姿や、脱落してしまう仲間と涙を流して抱き合う姿は思わず目頭が熱くなる。一見、他人を寄せ付けない雰囲気があるように見える鶴房も、仲間たちが登壇するたびに抱き合いながら笑顔を見せていた。ここにいる練習生同士は自分の人生を掛けてバトルをするライバルであることは間違いない。しかし、一方で同じ夢を追いかける者同士、確かな友情も生まれているのだ。そして周りと関わり合っていく中で、自身もだんだん成長していく。歌やダンスなどのスキルはもちろんだが、こうして成長していく彼らの人間性にも注目していきたい。(高橋梓)