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来店不要、3Dプリンターを活用した靴のフルオーダーメイドサービス「シュー・クラフト・ターミナル」が登場

2019年10月31日 12:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

シュー・クラフト・ターミナルで作った靴型 Image by: シュー・クラフト・ターミナル
ビネット&クラリティ合同会社が、機械学習と3Dプリンターを活用した靴のフルオーダーメイドサービス「シュー・クラフト・ターミナル(Shoe-Craft-Terminal)」の提供を開始した。
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 同サービスでは来店することなく、靴をフルオーダーメイドすることが可能。自身のスマートフォンを使い、A4サイズの紙の上で片足ずつ撮影した動画を送信すると、画面上で足の3Dモデルを生成し、それをもとに3Dプリンターで靴型を作製する。
 デザインはメンズ2型、ウィメンズ2型を展開。レザーは、ブラック、ブラウン、ダークブラウン、ネイビー、ボルドーの牛革のスムースレザーと、ブラックの羊革のスエードを用意し、ウィメンズは全素材、メンズはスムースレザーから選択することができる。ヒールの色はウィメンズとメンズともにブラック、ブラウン、ダークブラウンの3色をラインナップしている。靴型の作製代を含めたシューズの価格帯は税別4万円~6万円。2回目以降の注文は、初回の注文番号を伝えることで動画送信は不要となる。
 今後は随時デザインを追加するほか、靴型自体の販売も受け付ける予定。また、低価格化を実現するため、靴を3Dプリンターで出力するための技術開発も行っており、1年以内の実用化を目指しているという。
■シュー・クラフト・ターミナル:公式サイト