uamiの初EP『消費散文』、1stアルバム『Composition baby exercise book(long)』、2ndアルバム『Composition baby exercise book(five)』が本日10月30日に同時配信リリースされた。
uamiは福岡出身、在住のシンガーソングライター、トラックメイカー。2017年に自身初のオリジナル楽曲を完成させ、2018年から主にSoundCloudで楽曲を発表している。2019年にhonninmanと解体ザダン壊を結成し、同年4月からソロおよびユニットでのライブ活動を開始。トラックメイク、録音、ライブ時の機材にはiPhoneを使用している。アートワーク作成は自身によるPowerPoint描画。
『消費散文』は、4月にビクター内に新設されたレーベル「CONNEXTONE」のサブレーベルとして新たにローンチした「CONNECTUNE」の第1弾作品。最新音源4曲を収める。提携レーベル「SOPHORI FIELD COMPANY」からリリースされる『Composition baby exercise book(long)』にはSoundCloudで発表した31曲、『Composition baby exercise book(five)』には35曲を収録。
11月18日にはリリースにあわせたワンマンライブ『uami one man live「Practice presentation」』を東京・下北沢の440で開催。チケットの販売は10月12日12:00からスタートする。
■uamiのコメント
『消費散文』解説
今の自分の行動パターンや、最も頻繁に利用する意思疎通ツールを自分で分析した結果、「消費」と「散文」という2つの熟語が思いうかんだということで、今、作った楽曲たちの大枠タイトルとしてふさわしいのではないかと考え、この命名に至った。しかし今といっても楽曲作成時期は8月であり、だいぶタイムラグがある感じがする。4曲を通して聴いた時の流れを若干意識した(イントロとアウトロの関連性やフルートを使用するなど)新曲を数曲作成したかった。しかし4曲をとおしてただ聞きやすいのでは自分が飽きるので、雑多な作曲赤ちゃん練習帳の風味を残した流れの無視の仕方(主に楽曲間のジャンルの違い)は残し、他作品に比べて時間をかけ、同時進行で4曲を制作した。
「消費」:自分が聞きたい音楽を作って一時自分でそればかり聞いて、またつぎの曲を作るという傾向を表すにふさわしい単語として選択した。
「散文」:口語より散文のほうが自分で伝えたいことを明確化できるような気がしている。抽象化にも便利である。なぜなら音として一瞬にして構成され人々の記憶の中で生きることができる声帯と空気を振るわした口語、それは自分の脳内のアウトプットにはあまり適していない気がするのである。伝えたい事項をある程度整合しながら、ときに崩しながら散文にして相手方にお届けするスタイルが自分にとっては好みであるということ。