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チョン・ウソン×キム・ヒャンギ『無垢なる証人』来年1月公開 弁護士と自閉症の少女の交流を描く

2019年10月30日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『無垢なる証人』(c)2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

 韓国映画『証人(原題) 』が、『無垢なる証人』の邦題で2020年1月24日に公開されることが決定し、あわせて日本版アートワークと予告編が公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は、第5回ロッテシナリオ公募展で大賞を獲得したシナリオをもとに、殺人容疑者の弁護士と唯一の目撃者である自閉症の少女、決して出会うことのなかった二人の特別な心の交流をドラマチックな事件と新鮮なキャラクターで描いた人間ドラマ。


 日本でも興行収入30億円の大ヒットを記録した『私の頭の中の消しゴム』では若年性アルツハイマー病に冒された妻を懸命に支える夫、『アシュラ』では悪に染まった汚職刑事を演じたチョン・ウソンが、本作では殺人容疑者の弁護士役を演じる。さらに、『神と共に』シリーズの明るく愛らしい冥界の使者ドクチュン役を務めた女優キム・ヒャンギが自閉症の少女を演じ、『戦場のメロディ』『ワンドゥギ』のイ・ハン監督がメガホンを取る。


 長い間、信念を貫いてきたものの、現実と妥協して俗物になることを決めた民主弁護士会出身の弁護士スノ(チョン・ウソン)は、自身の出世がかかった殺人事件の弁護士に指定されると容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウ(キム・ヒャンギ)を証人として立たせようとする。自身だけの世界に入り込み、意思疎通が難しいジウ。スノは事件当日に目撃したことを聞くためにジウのもとを訪れるが、まともにあいさつもできない。だが、あの日のことを聞き出すためにジウと心を通わせていく努力をするスノ。少しずつジウへの理解を示していくが、2人は法廷で弁護士と証人として向き合うことになる。


 公開されたアートワークでは、チョン・ウソンとキム・ヒャンギの真剣な表情が切り取られ、「心が近づいたとき、真実が見えてくる」というコピーが綴られている。


 予告編では、スノとジウの出会いや徐々に親交を深めていく様子、ジウが証人として法廷に立つ姿が切り取られている。


 また、本作の特別鑑賞券も11月1日より発売される。特別鑑賞券には、先着で特製ポストカードがプレゼントされる(数量限定なくなり次第終了)。 (文=リアルサウンド編集部)