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『バチェラー・ジャパン』シーズン3ーー女性陣が裏話暴露&バチェラー友永に不満爆発?

2019年10月30日 10:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『バチェラー・ジャパン』(c)2019 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.

 『バチェラー・ジャパン』シーズン3・最終回直前トークスペシャルーーバラを受け取ることのできなかった女性たちがホンネを語る。成功を収めた一人の独身男性=バチェラーである青年実業家・友永真也のパートナーの座を巡り、20人の女性たちが競い合う人気リアリティーショー『バチェラー・ジャパン』シーズン3。最終回を直前にして“負け女”たちが撮影の裏側を暴露する特別編が、10月25日よりAmazon Prime Videoにて配信されている。


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 スタジオには、バラを受け取ることができなかった18人の女性たちが登場。MCの今田耕司、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、指原莉乃が、そんな女性たちの今だから話せるホンネを引き出していく。


 エピソード冒頭、初めて対面する女性たちを前に盛り上がるMC3人。藤森は、女性メンバーを改めて一人ずつ紹介する場面で、推していた濱崎麻莉亜だけをごく自然に“ちゃん付け”で呼ぶ。指原は推しメンである田尻夏樹を前に「あざと可愛い」と絶賛。そんな中、今田は高田汐美に「画像で見るよりも迫力がありますね」「女帝感が半端じゃない」と冗談を飛ばして、場を和ませた。一方の女性たちは、MC3人のトークに笑顔を見せ、終始リラックスした様子だった。


 共同生活中やバチェラーへのアプローチなどの裏側が和気藹々と語られる中、満を持して友永が登場。笑顔で出迎える女性もいたが、睨みつけるように見つめる女性もいて、千差万別な友永への想いが伝わってきた。


 今だから聞ける友永の本心を探っていく女性たち。中川友里が「ヘリやセスナデートで、残った女性たちに見せつけて帰るのはなぜ?」と質問すると、友永は「デートに誘った女性に特別感を与えたかった」と回答。また、ダンプ運転手の古澤未来が「強い女が好きって言ってたのになんで落としたの?」と聞くと、「ハキハキ物言って、ちょっと怖いな」「夫婦になったらやられるやろな」と思っていたという本音を吐露した。そんな古澤からお別れの際にビンタを受けたときの心情については、「これで僕の家庭で暴力は起こらないなと安心しました」と苦笑い。またデートに一度も行けないまま脱落してしまった李起林は「こんな屈辱はじめてで……ぜひ一発殴らせてください」と壇上にあがる。そして、韓国語で「クソ野郎」と言いながら強烈なビンタを友永に放った。


 指原が「バチェラー史上一番つらかった」と語る、中川の“強制送還”についても、友永の口から真相が告げられる。ローズセレモニーをやらないという前代未聞の展開に、番組スタッフ陣が凍りついていたというエピソードを披露。ローズセレモニーの準備をしてくれていることはわかっていたが、それでも友永はその場で別れを決意したのだという。この友永と中川の駆け引きに、思うところがあった視聴者も少なくないはず。指原はそんな二人を見て、「恋愛でああいう駆け引きはやめようと思った。生半可な気持ちでああいうこと言っちゃいけないんだなって」と学んだことを明かした。


 田尻の息子・颯くんについての話題もあがる。田尻は、颯くんが友永をパパとして受け入れる準備はしているようだったと告白。そして今回をきっかけに、颯くんとパパについて話せるようになったという田尻だが、「フェラーリに乗せてもらい、ドローンをくれ、初めましてでそういうことをしてくれる方をパパと思い込んでしまったんで……」と、ハードルがあがってしまったことを説明する。チャーミングに友永を責める田尻に、スタジオからは笑いが起こった。


 終盤では、最終回を前に脱落した野原遥が登場。友永と初めて対面したときと同じように胸に手を当てたポーズで現れた野原に、MC3人は「本物のほうが綺麗!」「嘘みたい」「野原ポーズ最高」と感嘆の声を上げる。変わらず凛とした彼女の姿に、友永もまた引き締まった表情を見せていた。


 完璧すぎる野原に気後れしてしまった友永。野原は自分から歩み寄るよう意識していたというが「やっぱり私自身もなかなかこうハマらないなって、違和感はなんとなく感じていたんですよ」と当時の想いを振り返る。毅然とした態度でその場を立ち去ったことについては、「(真也が)先に泣くから全然泣けない」「引っ込んじゃって涙が」と笑いながら明かした。「実際には涙もろいタイプ」の野原だが、友永の涙を見て、彼を全力で応援するために「最後は私がかっこよく帰ろう」と決意したという。


 また、自信に満ち溢れた野原らしいコメントに、スタジオが沸く場面も。先に脱落した女性陣について尋ねられると、メンバーの顔を一通り見たあとに「私よりは先に落ちるだろうなって」とバッサリ。言われた女性たちは悔しそうな表情を見せながらも、あまりにも堂々とした彼女の物言いに、思わず笑ってしまっていた。


 女性たちは、『バチェラー・ジャパン』という過酷な環境で常に緊張やストレスを抱えていたのだろう。スタジオに登場した18人の女性たちは、本編とは違った生き生きとした表情を見せていた。友永へ複雑な想いを抱き続けている女性もいるかもしれないが、スタジオには、最後に残った岩間恵と水田あゆみを応援するような雰囲気が漂っていた印象だ。(文=片山香帆)


※高田汐美の「高」は「ハシゴ高」が正式表記。
※濱崎麻莉亜の「崎」は「たつさき」が正式表記。